鹿児島インターチェンジ
鹿児島インターチェンジ(かごしまインターチェンジ)は、鹿児島県鹿児島市田上八丁目にある九州自動車道(東九州自動車道の重複区間)・南九州西回り自動車道・指宿スカイライン(南薩縦貫道の重複区間)・鹿児島東西幹線道路のインターチェンジである。
指宿スカイライン(鹿児島県道17号指宿鹿児島インター線)・南薩縦貫道及び鹿児島東西幹線道路の起点、九州自動車道・東九州自動車道・南九州西回り自動車道の終点である。
概要
九州自動車道と東九州自動車道の終点であり、本州からの縦貫道としては最南端となる。1988年3月29日に供用開始[1]。周辺には西郷団地や武岡団地などの新興住宅団地が立ち並んでいる。
鹿児島ICには料金所は設置されていない。九州自動車道は、鹿児島北IC間は鹿児島北ICの出入口で支払い、薩摩吉田IC以北との間は鹿児島TBで通行券の受取・料金支払を行う。そのため、薩摩吉田IC間以降は鹿児島北ICと同一料金である。指宿スカイラインは、2.5km先の山田本線料金所で料金を支払う。南九州自動車道(鹿児島道路)は隣の鹿児島西ICまで無料区間であり、鹿児島東西道路・鹿児島バイパスは無料で通行できる。
ジャンクション形式になっており、鹿児島ICから直接一般道に降りられないため、鹿児島市街方面へは国道3号鹿児島バイパスによって武岡トンネルを通過しそのまま県道24号へ接続するか、九州道及び指宿スカイライン方面のみ降りることが可能である(2013年10月時点)田上ICを経て県道24号に接続することになる。松元・日置方面へは南九州西回り自動車道鹿児島西ICで降り、鹿児島県道24号鹿児島東市来線へ接続する。
当ICで直接接続する道路は全て自動車専用道路であり、当ICは全方向へ進行可能なフルジャンクションとなっている。3層構造をとり、下層では南九州西回り自動車道と鹿児島東西道路・鹿児島バイパス(鹿児島市街方面)が本線で直結、上層では九州自動車道と指宿スカイラインが本線で直結、中層では本線で直結していない各道路が接続している[1][2]。この中層では連結路が平面交差しており、左折方向は常時進行可能であるが、右折となる鹿児島市街→九州道、指宿スカイライン→鹿児島市街、南九州道→指宿スカイライン、九州道→南九州道方向は中央部に設置された信号機に従って進行しなければならない。
道路
沿革
- 1988年(昭和63年)3月29日 : 九州自動車道鹿児島北IC - 鹿児島IC間[3]、指宿スカイラインの鹿児島IC - 谷山IC間[4]、及び鹿児島バイパスの鹿児島IC - 武町間開通に伴い供用開始[1]。
- 1988年(昭和63年)10月19日 : 南九州西回り自動車道(鹿児島道路)鹿児島IC - 鹿児島西IC間開通[3]。
- 1995年(平成7年)7月27日 : 青森IC-鹿児島IC間(約2170km)が完全に高速道路によって結ばれる。
- 2010年(平成22年)3月19日 : 鹿児島東西幹線道路のうち鹿児島IC - 田上ICが供用開始し、JCT化される[5]。
接続する道路
直接接続
間接接続
- 鹿児島県道24号鹿児島東市来線(鹿児島西IC・田上IC又は国道3号鹿児島バイパス経由にて接続)
周辺
隣
- 九州自動車道(東九州自動車道)
- (27)薩摩吉田IC - 鹿児島TB - (28)鹿児島北IC - (29)鹿児島IC
- 南九州西回り自動車道鹿児島道路
- 松元IC / 松元本線料金所 - 鹿児島西IC - (29)鹿児島IC
- 指宿スカイライン(南薩縦貫道)
- (29)鹿児島IC - 山田TB - 山田IC
- 鹿児島東西幹線道路
- (29)鹿児島IC - 田上IC - (新武岡トンネル) - 建部IC
脚注
関連項目
- 美女木ジャンクション - 3層構造の中層で右折方向を信号機で制御する点で類似した構造をもつ
- 日本のインターチェンジ一覧
- 西日本高速道路
外部リンク
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