多屋駅
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多屋駅(たやえき)は、愛知県常滑市多屋町にある名鉄常滑線の駅である。普通列車のみ停車。
周辺には中部国際空港の従業員向けの単身者住宅が多く建設されている。
歴史
- 1913年(大正2年)3月29日 - 愛知電気鉄道が大野町駅 - 常滑駅間開通と同時に開業。
- 1935年(昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道への合併により名古屋鉄道が発足したため、同社の駅となる。
- 1944年(昭和19年) - 休止。
- 1949年(昭和24年)10月1日 - 復活。
- 1972年(昭和47年)10月1日 - 無人化。
- 2002年(平成14年)1月26日 - 駅高架化による工事のため休止(榎戸駅~常滑駅間でのバス代行運転)。
- 2003年(平成15年)10月4日 - 駅高架化完了により復活。ホームを4両分から6両分に延伸。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造
2面2線相対式ホームを持つ高架駅。ホームは6両分で、上屋は2両分ある。高架化前は中央の踏切を挟んで両側にホームが広がる構造でホームが向かい合っていなかった。 駅集中管理システム導入済みの無人駅だが、多目的トイレ、エレベーターが設置されている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常滑線 | 下り | 常滑・中部国際空港方面 |
2 | ■常滑線 | 上り | 太田川・神宮前方面 |
配線図
利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は968人である。2004年度までは常滑線・空港線で最も乗降人員が少ない駅であったが、2008年度まで乗降人員が急増し、2005年度からは急行停車駅のりんくう常滑駅よりも乗降人員が多い。
近年の1日平均乗降人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均乗降人員 | ||
---|---|---|---|
定期 | 定期外 | 合計 | |
2003年(平成15年) | 163 | ||
2004年(平成16年) | 108 | 113 | 221 |
2005年(平成17年) | 418 | 158 | 576 |
2006年(平成18年) | 404 | 152 | 556 |
2007年(平成19年) | 672 | 201 | 873 |
2008年(平成20年) | 742 | 218 | 960 |
2009年(平成21年) | 694 | 195 | 889 |
2010年(平成22年) | 660 | 200 | 860 |
2011年(平成23年) | 632 | 200 | 832 |
2012年(平成24年) | 738 | 230 | 968 |
駅周辺
- トコトー
- INAX建築技術専門校(認定職業訓練による職業能力開発校)