所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝』(ところさん・おすぎのいだいなるとほほじんぶつでん)は、2004年4月16日から2005年9月16日までテレビ東京系列で毎週金曜日20:00 - 20:54(JST)に放送されていた歴史系バラエティ番組である。新聞の番組表記は、「所おすぎトホホ人物伝」
番組概要
所ジョージとおすぎの冠番組。偉人の知られざる裏話、「トホホ」な歴史を紹介する。
第1回のテーマは新選組と近藤勇特集。「ドランクドラゴンのトホホマニア」というコーナーもあった。ちなみに2005年4月から半年間は「ビビる大木のマニアなセンス」というコーナーがあった。
出演者
司会
- 所ジョージ
- おすぎ
レギュラー
ナレーション
番組の評価
信憑性の低いゴシップを好んで取り上げたり、ほとんど捏造と言っていい事が多かった。
- 毛利元就が、仲の良かった正室の妙玖が病気なのをいい事に浮気をした
- 他の寵童を寵愛するのを嫉妬した春日源助への釈明の手紙として有名な武田信玄の誓詞を、それを彼の正室・三条の方が偶然に見つけ、彼女がそれに猛烈に嫉妬した事にし、信玄の源助への誓詞を『三条の方への釈明の手紙』であるかのように見せ、三条の方を「戦国一の嫉妬妻」にした
- 埼玉県の陽雲寺にある肖像画を三条の方のものとして紹介した
- 三条の方の肖像画としては(描かれた時期が違うが)菩提寺の円光院のものが有名である。陽雲寺の肖像画は、描かれたと思われる年代(寛文9年)、夫妻が二人揃っている絵の様式、三条の方とされている女性の髪形や着物の柄がブドウである事など、戦国時代の物とは思えない事などから、川窪城主武田信実の正室の可能性が高い。
お蔵入り
2004年6月18日放送の「マリー・アントワネット」の次(第11回)に放送されるのは、本来「アドルフ・ヒトラー」であったが、その後になぜか?放送中止。その回はその次(第12回)に放送予定だった「トーマス・エジソン」に変更になった。
スタッフ
- 構成 : 内田裕士、川原慶太郎、つかはら、富樫佳織
- 企画プレーン : 谷口秀一
- テクニカルディレクター : 橋本尚志
- カメラマン : 近藤剛史
- ビデオエンジニア : 田中健二
- 音声 : 西山恵美子
- 照明 : 小林高幸
- ロケ技術 : エンドレス
- 美術制作 : 三浦良文
- セットデザイン : 斎藤卓志
- 美術進行 : 高橋昭三
- メイク : 山田かつら
- ロケ美術 : tac
- CG : EDEL JAPAN CO.LTD、teeves grapcpics.inc
- VTR編集 : 辻泰治(麻布プラザ)
- MA : 伊藤敬一(麻布プラザ)
- 選曲効果 : 保苅智子 (サウンドエッグノッグ)
- タイムキーパー : 佐奈 恵
- 番組宣伝 : 走尾奈美絵→岡仁(テレビ東京)
- 制作デスク : 栗橋玲子
- リサーチ : K2メッシュ、プロポ
- 演出補 : 井上耕太、桜田江利子、まっつん(松岡)、吉田有希、中川寛之、笠真奈美
- ディレクター : 米沢照明、山下慎一郎、財田正剛、小野務、塚本恭史、石田、堅田晋輔、松村聖治
- 総合演出 : 大熊一郎
- プロデューサー : 永田浩一(テレビ東京)、河島正三郎、関英一、のぶさん
- チーフプロデューサー : 多田暁(テレビ東京)
- 技術協力 : テクノマックス、テレビ東京アート(旧:テレビ東京照明)
- 制作協力 : TV CLUB
- 製作 : テレビ東京、オフィス・トゥー・ワン