高宮駅 (滋賀県)
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高宮駅(たかみやえき)は、滋賀県彦根市高宮町にある近江鉄道の駅。
地元では「た」を高く発音して「たかみや」と呼ばれており、車内放送もこれに合わせている。
利用可能な鉄道路線
両線のダイヤは一体的に運用されており、本線の米原方面と、多賀線の多賀大社前方面間を相互に直通する便もある。
これにより、本線を含む当駅止まりの電車に乗車しても、他方面への別の電車との接続がほぼ考慮されているため、短時間で乗り換えられることが多い。運転手による肉声放送で、乗り換えの案内も行われる。
駅構造
単式・島式複合型2面3線のホームを有する有人の地上駅。
駅舎は西側の1番線側にあり、扇形の2・3番線島式ホームへは構内踏切で連絡している。また、1・2番線の間には中線もある。
3番線は急カーブ上にあり、以前は20m級の車両である800系や700系は入線できなかったが、2000年にホームの急カーブの緩和工事を行い入線できるようになっている。また2013年登場した900形、100形は連結面の裾角の切り欠きが実施されておらず、3番線に入線するとホームと接触するためホームが再び削られた。これによりホームと車両の隙間が広くなり、注意喚起のためホームの先端部分には赤色のテープが貼られホーム上の柱には注意を促す紙が貼られるようになった。
このほか、3番線の外側には使用されていないホームの跡と多くの留置線があり、使われていない車輌が置かれている。
開業以来、長年にわたって使用されていた駅舎は解体され、2002年3月末にコミュニティセンターを併設した瓦葺きの数寄屋造りに建て替えられた。
ただし、年季のある旧ホームの上屋や待合室、「のりかへ」と書かれた案内看板はかつてのまま残されている。
のりば
1 | テンプレート:Color本線(彦根・多賀大社線)(上り) | 彦根・米原方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color本線(湖東近江路線)(下り) | 八日市・貴生川・近江八幡方面 |
3 | テンプレート:Color本線(彦根・多賀大社線)(上り) | 彦根・米原方面 |
テンプレート:Color多賀線(彦根・多賀大社線) | 多賀大社前方面 |
利用状況
2012年度の一日平均乗車人員は134人である。 近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。(彦根市統計書より)
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2003年 | 137 |
2004年 | 162 |
2005年 | 173 |
2006年 | 226 |
2007年 | 265 |
2008年 | 142 |
2009年 | 140 |
2010年 | 152 |
2011年 | 146 |
2012年 | 134 |
歴史
- 1898年(明治31年)6月11日 彦根駅 - 愛知川駅間の開業と同時に営業開始。
- 1914年(大正3年)3月8日 当駅 - 多賀駅(現・多賀大社前駅)間が開業。
- 2002年(平成14年)3月29日 新駅舎(高宮駅コミュニティセンターを併設)が開業。
駅周辺
駅西側の中山道沿いを中心に住宅地があるが、東側はのどかな田園地帯が広がる。
路線バス
愛のりタクシーたがが3路線、それぞれ1時間おきに運行されている。デマンド制のため要予約。12月29日~1月3日以外の毎日運行。
市立病院・南彦根駅・豊郷駅・多賀大社前駅など、全路線が経由する停留所もある。
- 河内線 上水谷・落合・河内の風穴・保月方面
- 大君ヶ畑線 富之尾生活改善センター・河相診療所・大君ヶ畑奥方面
- 萱原線 大杉・萱原神社方面
隣の駅
- 近江鉄道
- テンプレート:Color本線(テンプレート:Color彦根・多賀大社線・テンプレート:Color湖東近江路線)
- 近江鉄道
- テンプレート:Color多賀線(彦根・多賀大社線)
- 高宮駅 - スクリーン駅
参考文献
川島令三『東海道ライン 全線・全駅・全配線 第6巻 米原駅-大阪エリア』(2009年、講談社)