「大阪高速鉄道国際文化公園都市線」の版間の差分
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2014年2月17日 (月) 01:58時点における最新版
|} 国際文化公園都市線(こくさいぶんかこうえんとしせん)は、大阪府吹田市の万博記念公園駅から大阪府茨木市の彩都西駅を結ぶ大阪高速鉄道の跨座式モノレール路線である。愛称は彩都線(さいとせん)。
万博記念公園の東側を半周している。2007年3月19日に茨木市北部の国際文化公園都市(彩都)の彩都西駅までの4.2kmが延伸された。さらに、同駅から彩都の東地区の東センター駅(仮称)までの区間が彩都の整備状況をふまえて整備される予定である。
なお、彩都線という愛称で呼ばれることが多いが、万博記念公園駅で接続する大阪モノレール線の呼称に対して国際文化公園都市モノレール線という呼称もある。
路線データ
- 路線距離(営業キロ):6.8km
- 方式:跨座式
- 駅数:5駅(起終点駅含む)
- 複線区間:全線
- 電化方式:直流1500V
- 閉塞方式:車内信号式
- 最急勾配:50‰(万博記念公園 - 公園東口・豊川 - 彩都西)
- 最急曲線:120m(公園東口 - 阪大病院前)
運行形態
朝ラッシュ時は7分 - 8分間隔、夕方以降や平日の早朝は10分おきに運転される。また、平日の朝と夕方以降は本線の千里中央から彩都西までの直通運転が行われるが、それ以外は線内折り返し運転となる。昼間時間帯や土・休日の早朝は約20分おきの運転となる。
公園東口駅前の万博記念競技場でJリーグの試合があるときや、彩都西駅が最寄の大阪大学外国語学部のオープンキャンパス開催日などには、臨時列車の運転もあり、20分おきの運転間隔となる日中の一部時間帯が10分おきの運転となるほか、Jリーグの試合終了時には定期列車も合わせて5分おきの運行が行われるときもある。この臨時列車は土・休日でも千里中央までの直通列車が設定されることがある。この臨時列車は彩都西駅延伸後しばらくの間は彩都西までの全区間で運転されていたが、2008年9月に阪大病院前駅近隣の茨木カンツリー倶楽部で行われたパナソニックオープンの観客輸送のための臨時列車では阪大病院前駅に残存する折り返し用のポイントを活用して万博記念公園駅から阪大病院前駅までの区間運転となり、それ以降の臨時列車も、臨時列車を含めて10分間隔となる場合は阪大病院前駅折り返しとなった。ただし、臨時列車を含めて5分おきとなる場合は阪大病院前駅の1番線での滞留時間を確保できないため、従来どおり彩都西駅折り返しとなっている。
千里中央駅発の平日ダイヤの最終列車は門真市行きよりも23分も遅い午前0時5分に彩都西行きが設定されている。そのため彩都線の各駅は本線の各駅よりも遅い時間まで営業列車が運転されている。
彩都線が万博記念公園駅に入場するすぐ手前で、僅かの距離であるが本線と軌道を共有している。このため行楽シーズンなどで本線が遅延している時や、Jリーグの試合が終了した直後などで彩都線が遅延している時には、別の線のダイヤに影響を与えることになる。
2010年3月28日のダイヤ改正により、夕刻以降の千里中央直通列車が深夜1本を除くすべての列車に拡大された。
歴史
路線の延長計画
今後の彩都の開発をふまえて、同駅から彩都の東地区の東センター駅(仮称)までの区間が整備される予定となっている。現状では彩都の東地区の開発は行われるかどうかが不透明であるが、中地区の開発は決定している。ただ、大阪モノレールは彩都の開発が中地区だけの場合は中地区に設ける予定の彩都線の中部駅までの延伸は行わない方針である。中部駅は彩都線が東センター駅まで延伸された時だけに作られる中間駅ということになる。
駅一覧
全駅大阪府に所在。
駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
17 | 万博記念公園駅 | - | 0.0 | 大阪高速鉄道:大阪モノレール線 | 吹田市 |
51 | 公園東口駅 | 1.1 | 1.1 | ||
52 | 阪大病院前駅 | 1.5 | 2.6 | 茨木市 | |
53 | 豊川駅 | 1.8 | 4.4 | ||
54 | 彩都西駅 | 2.4 | 6.8 | ||
計画中の区間 | |||||
中部駅(仮称) | - | - | 茨木市 | ||
東センター駅(仮称) | - | - |
- 駅はないが、豊川駅 - 彩都西駅間の一部では箕面市を走る。
沿線の施設
関連項目
外部リンク
- 大阪モノレール公式サイト
- 彩都線開業日決定(PDF)