鈴木正幸

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テンプレート:Otheruseslist 鈴木 正幸(すずき まさゆき、1946年3月19日 - )は、青森県弘前市出身の俳優

来歴・人物

TBSのテレビドラマ『3年B組金八先生』や『2年B組仙八先生』などの、いわゆる『桜中学シリーズ』に出演者で唯一、全シリーズに出演しており、津軽訛りの大森巡査役で有名である。また、テレビ朝日で放送された特撮テレビドラマ『メタルヒーローシリーズ』の『宇宙刑事シリーズ』には、『宇宙刑事ギャバン』『宇宙刑事シャリバン』『宇宙刑事シャイダー』の3作を通して大山小次郎役(フリーのルポライター→ペットショップ経営)で出演している。この2シリーズですっかりコミカルなおとぼけキャラが定着した。大森という役名ではないが、映画『ミンボーの女』には大森巡査のパロディ的な性格の警官役で出演している。

趣味は料理で、売れないときに魚屋や小料理屋の厨房でアルバイトをしていたこともあり、プロ並みの実力を持つ。『スタジオパークからこんにちは』にゲスト出演した時も、自ら魚をおろしてにぎり寿司をつくって、料理の腕前を披露した。また、『どんど晴れ』では、加賀美屋の板場で料理の腕前を披露するシーンが放送された。

現在は栃木県那須高原に住んでいて、自宅の自家菜園で無農薬野菜を作り、収穫した野菜をドラマの共演者などにおすそ分けしているそうである。

エピソード

  • 彼の代表的な役である大森巡査の影響から、鈴木は多種多様なドラマの中で「津軽訛りの警官」としてカメオ出演することが多い。また、Flowの「贈る言葉」のプロモーションビデオにも「大森巡査」役で出演している。(楽曲が第1期『3年B組金八先生』の主題歌のカバーであるため。)
  • 「宇宙刑事シリーズ」でも全編に渡って津軽訛りのルポライター大山小次郎役を演じたが、当初は台本には津軽訛りで喋るようには指定されていなかったが、ギャバン第1話の監督である小林義明に「好きにやっていいよ」と言われた為、以後「宇宙刑事シャイダー」まで津軽訛りのコミカルなキャラクターを演じ続けた。
  • ラジオレギュラー番組「グラフ四季のエネルギー刑事 スーさんが行く」 2004年7月~ エフエム青森
  • 1999年秋のTBSテレビの期首特番オールスター感謝祭の「赤坂5丁目ミニマラソン」で、ノーマークながら優勝を果たした。このマラソンに参加しない出演者は誰が優勝するかを予想するゲームへの参加となるが、鈴木と同じく金八先生枠で出演した武田鉄矢も鈴木が優勝するとは思わず、別の参加者が優勝すると予想してしまった。
  • 1990年代、地元青森県の青森市にあった飲食店「昔ばなし」のテレビコマーシャルに警官役で出演していた。
  • 「おーい、ニッポン 今日はとことん青森県」に出演した際、工藤静香の『MUGO・ん…色っぽい』を津軽弁に訳したものを歌唱した。
  • 『どんど晴れ』の収録中は、出演者達を和ませるために、おやじギャグを連発していたそうである(2007年7月17日放送のNHK総合テレビスタジオパークからこんにちは」にゲスト出演した時に、VTRコメントを寄せた蟹江一平のコメントから)。
  • 『3年B組金八先生』の縁で、海援隊いつか見た青い空のプロモーションビデオにも巡査役で出演している。

出演作品

テレビドラマ

映画

ゲーム

オリジナルビデオ

プロモーションビデオ

  • FLOW贈る言葉」(2003年) - 大森巡査 役
  • 海援隊「いつか見た青い空」(2007年) - 大森巡査 役

バラエティー

外部リンク