行橋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報 行橋駅(ゆくはしえき)は、福岡県行橋市西宮市二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)・平成筑豊鉄道である。

概要

福岡県東部に位置する京築地域の中心都市・行橋市の代表駅で、JR九州の駅は特急列車を含む全列車が停車する。平成筑豊鉄道の駅については当駅の近くにも店舗を構えるショッピングセンター「ゆめタウン」を運営するイズミネーミングライツを取得し、2009年4月1日より愛称付きの駅名がゆめタウン行橋駅となっている。

JR九州の日豊本線と、平成筑豊鉄道の田川線の2路線が乗り入れる。田川線は当駅が起点である。

駅構造

島式ホーム2面4線と、日豊本線上りホーム(3番のりば)の南端に切欠きホームの平成筑豊鉄道線のりばが設置される高架駅。平成筑豊鉄道線ホーム及び地平部へ通じる階段はJR改札外にあり、自由に出入りできる(エレベーターはない)。乗車券は地平部に設置されている自動券売機で購入するが、車内で現金払いも可能。

平成筑豊鉄道ホームと日豊本線上りホームとの境に乗り換え改札口があり、JRの自動券売機が設置されている。日豊本線ホームにあるエレベーターを利用する場合は、平成筑豊鉄道の乗車券(降車の場合は運賃支払済の検印を押した整理券を含む)を提示することによりJR改札口 - 上りホーム - 乗換改札口の間を通行できる。乗り換え改札口にはSUGOCAの簡易改札機があり、タッチすることでそのまま両線を乗り換え可能(平成筑豊鉄道は車内精算)。

本屋口はJR九州直営駅みどりの窓口が設置されている。平成筑豊鉄道乗換口はJR九州鉄道営業に業務を委託している。自動改札機を備え、2009年以降はSUGOCAが利用可能となっている。旅行センター・ATMコーナー・駅レンタカーキヨスクあり。

のりば

1 テンプレート:ColorJR日豊本線 (下り) 中津宇佐柳ヶ浦方面
(上り) 小倉門司港下関方面
2 テンプレート:ColorJR日豊本線 (下り) 中津・別府大分宮崎方面
3・4 テンプレート:ColorJR日豊本線 (上り) 小倉・博多・門司港・下関方面
5 テンプレート:Color平成筑豊鉄道田川線 田川伊田直方方面

駅弁

  • 2006年9月末まで駅構内(改札外)で小松商店の直営売店で駅弁の販売をしていた。
  • 上記駅弁の一部は特急「ソニック」(一部除く)車内で予め車内販売係員に申し出れば車内で購入が可能であった。また、その後もかしわめし・四季の味・幕の内弁当のみ駅構内(改札外)のキヨスクまたは駅前の小松商店本店で販売されていたが、2009年8月末に調製元が廃業したため現在は販売されていない[1]

利用状況

JR九州の2012年度の1日平均乗車人員は6,633人である。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000年 7,325
2001年 7,230
2002年 7,033
2003年 7,008
2004年 6,953
2005年 6,909
2006年 6,863
2007年 6,817
2008年 6,807
2009年 6,520
2010年 6,652
2011年 6,661
2012年 6,633

駅周辺

行橋市の中心部で金融機関もおおむね揃っている。東側(市役所側)は行橋市の中心部で、行橋駅前通りには商店街が軒を連ねる。西側(安川通り側)はマンション等が開発されており、周辺には大型ショッピングセンターなどの商業施設も増加している。中心部から少し離れると住宅地である。

バス

駅前(駅東口・西口)に太陽交通のバスが発着し、行橋市内各地、苅田町みやこ町築上町方面に運行する。

駅の約500m東側の県道28号線上に西鉄バス北九州のバス営業所(行橋営業所)があり、同営業所には苅田町を経由して北九州市と行橋市を結ぶ一般路線バスと、福岡市と行橋市を結ぶ高速バスが発着する。

歴史

ファイル:JNR EC 421 103 at Yukuhashi Sta.jpg
地平時代の行橋駅 421系大分行S51-8

隣の駅

九州旅客鉄道
日豊本線
テンプレート:Color快速
城野駅 - 行橋駅 - 築城駅
テンプレート:Color普通
小波瀬西工大前駅 - 行橋駅 - 南行橋駅
平成筑豊鉄道
田川線
行橋駅 - 美夜古泉駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. テンプレート:Cite news
  2. テンプレート:Cite bookによると、行事駅は同じ1895年(明治28年)行橋駅から447m離れた場所に開設され、その後行橋駅までの延伸がなされるが国有化後に統合され行事駅は廃止されている。

関連項目

外部リンク

テンプレート:日豊本線1 テンプレート:平成筑豊鉄道田川線