華麗なる一族 (映画)
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テンプレート:Infobox Film 『華麗なる一族』（かれいなるいちぞく）は、1974年1月26日に公開された日本映画である。芸苑社製作、東宝配給。
概要
山崎豊子の長編小説『華麗なる一族』を山本薩夫が映画化した。1966年公開の『白い巨塔』に続く山崎豊子作品の映画化で、2年後には山崎の『不毛地帯』を製作している。
監督の山本は、元々東宝の監督だったが、東宝争議で組合側に立ち、争議終結後はレッドバージで退社され、独立プロダクションで活動していた。やがて大映を中心にヒット作を連発し、この映画を作る前には日活で大作『戦争と人間』三部作を手掛けていた。この作品はそんな山本の24年ぶりの東宝で手掛けた映画となった。
主演は佐分利信で、主要キャストだけでも仲代達矢、田宮二郎、京マチ子、月丘夢路、二谷英明、目黒祐樹、山本陽子、酒井和歌子、小沢栄太郎、志村喬などと豪華な顔ぶれとなった。
作品は大ヒットし、4億2000万円の興行収入を記録、この年の興行収入ランキングの第4位となった。また、キネマ旬報ベストテンでは第3位にランクインされた。
キャスト
- 万俵大介：佐分利信
- 万俵寧子：月丘夢路
- 万俵鉄平 / 万俵敬介：仲代達矢（二役）
- 万俵銀平：目黒祐樹
- 美馬一子：香川京子
- 万俵早苗：山本陽子
- 万俵万樹子：中山麻里
- 万俵二子：酒井和歌子
- 三雲志保：大空真弓
- 一之瀬四々彦：北大路欣也
- 一之瀬阪神特殊鋼工場長：稲葉義男
- 銭高阪神特殊鋼常務：加藤嘉
- 石川阪神特殊鋼社長：北沢彪
- 和島帝国製鉄専務：神山繁
- 大川一郎自由党代議士：河村弘二
- 春田大蔵省銀行局長：平田昭彦
- 芥川阪神銀行常務 / 東京支店長：高城淳一
- 角田阪神銀行池田支店長：高原駿雄
- 松尾大蔵省審議官：細川俊夫
- 荒尾社民党代議士：大滝秀治
- 中根社民党代議士：金田龍之介
- 倉石弁護士・ナレーション：鈴木瑞穂
- 小島大同銀行常務：小林昭二
- 中川留市（地主）：花沢徳衛
- 山本社民党委員長：嵯峨善兵
- 小泉夫人：荒木道子
- 伊東夫人：小夜福子
- 白川大同銀行専務：中村哲
- 速水阪神銀行頭取秘書：武内亨
- 伊佐早（阪神銀行／東京支店）：梅野泰靖
- 大亀阪神銀行専務：浜田寅彦
- 渋野阪神銀行専務：花布辰男
- 帝国製鉄・工程部長：下川辰平
- 佐橋総理大臣：伊東光一
- 大平（スーパー社長）：田武謙三
- 市太：若宮大祐
- 万俵家別荘管理人：青木富夫
- 田中銀行局金融検査官：五藤雅博
- 井掛大蔵省銀行局銀行課長：生井健夫
- 永田大蔵大臣秘書官：白井鋭
- 阪神銀行池田支店次長：夏木章
- 岡村（阪神銀行）：笠井一彦
- 大友銀行池田支店長：守田比呂也
- 細川一也（二子の見合い相手）：鳥居功靖
- 大川夫人：堺美紀子
- 万俵家の女中：横田楊子、川口節子
- 阪神特殊鋼社員（組合幹部）：鈴木治夫、門脇三郎（ノンクレジット）
- 記者（阪神特殊鋼事故会見場）：多田幸男、夏木順平（ノンクレジット）
- 記者（阪神／大同銀行合併会見場）：森三平太、千田隼生、金親保雄、南治
- 鎌倉の老人宅の女：麻里とも恵
- 猟師：木島一郎
- 猟師の女房：坂巻祥子
- 東郷開発銀行常務：隅田一男
- 青木開発銀行融資担当部長：久遠利三
- 川畑阪神特殊鋼常務：鈴木昭生
- 阪神特殊鋼役員：熊谷卓三、草間璋夫 ※ノンクレジット
- 阪神特殊鋼幹部：相原巨典、北條寿太郎（ノンクレジット）、野村隆
- 阪神特殊鋼経理部員：小山内淳 ※ノンクレジット
- 阪神特殊鋼・債権者：田村貫、中田勉、加藤茂雄（ノンクレジット）、水木京一、松波喬介
- 阪神特殊鋼・管財人の一人：今井和雄 ※ノンクレジット
- 看護婦（採血を依頼する看護婦）：記平佳枝
- 看護婦（石川社長の介添えの看護婦）：東静子
- 田淵自由党幹事長の秘書：加納桂
- 大蔵省高級官僚の一人：小松英三郎 ※ノンクレジット
- 上田忠好 ※未出演
- 松山新一
- 伊豆見雄
- 沢美鶴
- 三由茂
- 細井利雄
- 永島岳
- 広瀬正一（ノンクレジット）
- 田中幸子
- 歌川千恵
- 苅野和子
- 三浦文子
- 藤園貴巳子
- 鎌倉の老人：佐々木孝丸
- 田淵自由党幹事長：河津清三郎
- 佐橋総理夫人：北林谷栄
- 松平日本銀行総裁：中村伸郎
- 宮本開発銀行頭取：滝沢修
- 安田太左衛門：志村喬
- 綿貫千太郎：西村晃
- 永田大蔵大臣：小沢栄太郎
- 三雲祥一（大同銀行頭取）：二谷英明
- 美馬中：田宮二郎
- 高須相子：京マチ子
