茅野市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Redirect

テンプレート:Infobox

ファイル:Chino city center area Aerial photograph.1976.jpg
茅野市中心部周辺の空中写真。1976年撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

茅野市(ちのし)は、長野県南信地方八ヶ岳白樺湖蓼科高原車山など観光資源を多く抱える諏訪地方有数の市である。本項では市制前の名称である茅野町(ちのまち)についても述べる。

概要

精密業を基盤とする工業都市であるが、パセリセロリなどの高原野菜の産地として名高い。伝統産業として、の寒さと乾燥した気候を利用して作られる角寒天があり、その殆どは茅野市で生産されている。八ヶ岳山麓へと宅地化が進み、本市よりも先に市制施行した岡谷市諏訪市を抜いて諏訪地域で最大の人口を擁する自治体となった。日本の市のなかでは最も標高の高い場所(標高801m)に市役所がある。

地理

気候

太平洋側式の内陸性気候。ケッペンの気候区分によると、大部分が亜寒帯湿潤気候に属する。標高770 メートルから1,200メートルの裾野に街並みが広がっており、冬の朝は晴れることが多いために放射冷却により、マイナス15度以下にまで下がることも珍しくないほど寒冷であるが雪は少ない。夏は冷涼である。蓼科高原は日本で最も標高の高い場所にあるリゾート地であり、冬は非常に寒冷であり、気温はマイナス20度を下回る日もある。

隣接している自治体

歴史

人口

テンプレート:人口統計

行政

  • 市長 - 柳平千代一(2007年4月30日 就任)

議会

  • 議長:吉田久明
  • 議員 18人(任期 2011年4月まで)

姉妹都市

地域

教育

小学校

中学校

高等学校

大学

郵便

集配郵便局

無集配郵便局 テンプレート:Col 簡易郵便局 テンプレート:Col

交通

鉄道

茅野駅青柳駅

路線バス

高速バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

ファイル:Onbasira Kiotoshi.JPG
御柱祭(木落とし)

出身有名人

その他

  • 昭和23年から30年まで存続した「ちの町」は日本初のひらがな市町村名であった[2]が、茅野駅の所在地であった永明村が町制施行するにあたって宮川村茅野との区別を図るための措置であった。一方の宮川村茅野は甲州街道の上諏訪宿と金沢宿の中間に置かれた間の宿であり、中央本線が開通すると、上川対岸の永明村に設置された駅の名に採用された。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:Navbox
  1. 図典 日本の市町村章 p119
  2. ただし、アメリカ占領下の沖縄においては、それに先立つ1947年5月1日にみなと村が設置されている。