福岡県道24号福岡東環状線

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ファイル:Fukuoka kendo 24 kashii.JPG
福岡県道24号(福岡市東区香椎)

福岡県道24号福岡東環状線(ふくおかけんどう24ごう ふくおかひがしかんじょうせん)は、福岡都市圏の東部を走る主要地方道県道)。

概要

起点は福岡市東区香椎で、終点は福岡市博多区月隈。

福岡都市圏東部の環状線の役割を果たす目的であるが、福岡県道607号福岡篠栗線(旧国道201号)以北は、経路の入り組んだ狭い2車線道路であり、都市計画道路の計画上は未整備である。

起点である香椎参道口交差点から香椎宮本殿までの区間は香椎宮本殿への参道でもあるため、地元では香椎参道とも呼ばれる。

福岡東環状道路

一方、地域高規格道路の都市圏自動車専用道路等の候補路線である福岡東環状道路は、九州自動車道福岡IC方面から、福岡高速道路月隈JCTまでの間を結ぶ、構想段階の路線である。

福岡東環状道路の一般部として、また福岡県道24号福岡東環状線のバイパス道路として、2006年(平成18年)現在、福岡篠栗線以南の、粕屋町の扇橋交差点から博多区の立花寺北交差点までが、6 - 4車線で整備済(完成供用)されている。

つまり福岡篠栗線と国道3号との間で、環状線として利用できる。なお、立花寺北交差点を直進するとそのまま福岡外環状道路福岡高速5号線に接続する。

なお、同バイパス区間は、将来的には福岡東環状道路の高架部(高架道路)も建設可能なように用地や幅員が確保されている。また立花寺北交差点も、福岡高速2号線側がアンダーパスとなっており、福岡高速5号線側から高架道路を延ばして福岡東環状道路の高架部に接続する事も可能である。

福岡篠栗線以北から、国道201号(福岡東バイパス)へ向けては一般部が整備中であり、2010年(平成22年)前後の供用を目標としている。なお、東環状線としては土井駅付近まで延伸予定である。

歴史

  • 1983年(昭和58年)4月1日 - 路線認定。
    路線番号「24」は1982年(昭和57年)3月31日までは現在の国道442号に相当する福岡県道24号八女大川線として扱われてきたが、同線が同年4月1日をもって国道に昇格したため、路線廃止が行われ欠番となる。その翌年の1983年(昭和58年)4月1日に福岡県告示により当時の福岡県道544号志免御幸線と福岡県道598号志免板付線の2路線を主要地方道に認定・昇格して現在に至っている。

通過する自治体

接続する路線

沿線

関連項目