湧網線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:出典の明記

テンプレート:BS-headerテンプレート:BS-datenテンプレート:UKrail-header2テンプレート:BS-tableテンプレート:BSテンプレート:BS3テンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BSテンプレート:BS3テンプレート:BS

|} 湧網線(ゆうもうせん)は、日本国有鉄道が運営していた鉄道路線地方交通線)。北海道紋別郡上湧別町(現:湧別町)の中湧別駅名寄本線から分岐し、サロマ湖オホーツク海能取湖等の沿岸を巡って網走市網走駅に至る。1960年代より沿線の過疎化やモータリゼーションの進行で利用者が減り、国鉄再建法の制定にともない第2次特定地方交通線に指定され、国鉄分割民営化直前の1987年廃止された。末期の列車本数は1日5往復まで減らされていた。

数あるローカル線の中でも、車窓から見られる風景が美しい路線として知られていた。

路線データ(廃止時)

  • 管轄:日本国有鉄道
  • 路線距離(営業キロ):中湧別 - 網走 89.8km
  • 駅・仮乗降場数:27(起終点駅を含む。駅:16、仮乗降場:11)
  • 軌間:1067mm
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:なし(全線非電化
  • 閉塞方式:タブレット閉塞式
    • 交換可能駅:3(計呂地、佐呂間、常呂)

歴史

名寄本線の中湧別と網走本線(現在の石北本線)の網走を短絡する鉄道として計画されたもので、改正鉄道敷設法別表には第146号に「北見國中湧別ヨリ常呂ヲ經テ網走ニ至ル鐡道」として規定されている。

建設は網走側、中湧別側両方から進められ、1935年からそれぞれ湧網東線(ゆうもうとうせん)、湧網西線(ゆうもうさいせん)として順次開業した。太平洋戦争により中断したが、1953年に全通した。

1980年に国鉄再建法が成立すると、第2次特定地方交通線に指定され、国鉄分割民営化直前の1987年に廃止された。

湧網西線

  • 1935年(昭和10年)10月20日 中湧別 - 計呂地間 (16.5km) を湧網西線として新規開業。芭露駅・計呂地駅を新設。
  • 1936年(昭和11年)10月17日 計呂地 - 中佐呂間 (12.8km) を延伸開業。床丹駅・中佐呂間駅を新設。

湧網東線

  • 1935年(昭和10年)10月10日 網走 - 卯原内間 (13.2km) を湧網東線として新規開業。二見ヶ岡駅・卯原内駅を新設。
  • 1936年(昭和11年)10月10日 卯原内 - 常呂間 (17.1km) を延伸開業。能取駅・常呂駅を新設。
  • 1949年(昭和24年)10月20日? 北見平和仮乗降場を新設。
  • 1952年(昭和27年)12月6日 常呂 - 下佐呂間間 (13.5km) を延伸開業。北見共立駅・北見富丘駅・下佐呂間駅を新設。

湧網線

  • 1953年(昭和28年)10月22日 佐呂間 - 下佐呂間間 (16.7km) を延伸開業し、全通。湧網東線を湧網西線に編入し湧網線とする。知来駅・仁倉駅を新設。中佐呂間駅を佐呂間駅に改称。
  • 1954年(昭和29年)1月1日 北見平和仮乗降場を駅に改める。
  • 1955年(昭和30年)12月25日 福島仮乗降場・志撫子仮乗降場・興生沢仮乗降場・紅葉橋仮乗降場・大曲仮乗降場を新設。
  • 1956年(昭和31年)
    • 1月7日 土佐仮乗降場・常呂港仮乗降場・中能取仮乗降場を新設。
    • 5月1日 東富丘仮乗降場・二見中央仮乗降場を新設。
    • 8月20日 浜床丹仮乗降場・若里仮乗降場を新設。
    • 12月20日 堺橋仮乗降場を新設。
  • 1958年(昭和33年)7月1日 五鹿山仮乗降場を新設。
  • 1963年(昭和38年)10月1日 下佐呂間駅を浜佐呂間駅に改称。
  • 1972年(昭和47年)2月8日 土佐仮乗降場・常呂港仮乗降場・中能取仮乗降場を廃止。
  • 1984年(昭和59年)6月22日 第2次特定地方交通線として廃止承認。
  • 1987年(昭和62年)3月20日 全線廃止。網走バスに転換。

駅一覧

接続路線の事業者名・駅の所在地は湧網線廃止時点のもの。全駅が北海道網走支庁(現:オホーツク総合振興局)管内に所在。

駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線 所在地
中湧別駅 - 0.0 日本国有鉄道:名寄本線
(一部湧別方面、遠軽方面直通)
紋別郡上湧別町
(現:紋別郡湧別町)
五鹿山仮乗降場 - (2.6)  
福島仮乗降場 - (4.3)   紋別郡湧別町
芭露駅 9.9 9.9  
志撫子仮乗降場 - (15.3)  
計呂地駅 6.6 16.5  
浜床丹仮乗降場 - (19.2)   常呂郡佐呂間町
床丹駅 4.5 21.0  
若里仮乗降場 - (25.0)  
佐呂間駅 8.3 29.3  
堺橋仮乗降場 - (31.8)  
興生沢仮乗降場 - (33.7)  
知来駅 6.7 36.0  
紅葉橋仮乗降場 - (39.1)  
仁倉駅 5.4 41.4  
浜佐呂間駅 4.6 46.0  
北見富丘駅 3.4 49.4   常呂郡常呂町
(現:北見市
東富丘仮乗降場 - (51.9)  
北見共立駅 4.6 54.0  
土佐仮乗降場* -    
常呂駅 5.5 59.5  
常呂港仮乗降場* -    
能取駅 7.2 66.7   網走市
中能取仮乗降場* -    
北見平和駅 6.4 73.1  
卯原内駅 3.5 76.6  
二見中央仮乗降場 - (80.2)  
二見ヶ岡駅 5.5 82.1  
大曲仮乗降場 - (87.9)  
網走駅 7.7 89.8 日本国有鉄道:石北本線釧網本線
  • 仮乗降場には営業キロが設定されていなかった。括弧内に実キロを記す。
  • *: 1972年2月8日廃止。
  • 大曲仮乗降場には石北本線も通っていたが、ホームは当路線のみに設置されたため、分岐駅は網走駅となっていた。

廃止後の状況

ファイル:Abashiri bus Abashiri01.JPG
網走バスターミナルで発車を待つ中湧別行き(2009年4月)

常呂駅の北見共立駅寄り - 大曲仮乗降場間の大半がサイクリングロードとして活用される(北海道道1087号網走常呂自転車道線)。その他の区間は路盤跡や橋桁が面影を残す程度となっている。駅跡は当時の駅舎はほとんど残っておらず、一部でバスターミナルとして建て替えられている。中湧別駅、計呂地駅、佐呂間駅、卯原内駅には車両が静態保存されている。

鉄道運行の代替として網走バスにより転換バス「湧網線」が中湧別 - 網走で運行されていたが、乗客数減少などから2010年(平成22年)10月1日付で廃止され[1]、同日より湧別町内と一部佐呂間町内(湧別町営バス)、佐呂間町内と一部北見市常呂町・網走市(佐呂間町ふれあいバス)、北見市常呂町 - 網走市の間(網走バス)でそれぞれ運行されている。ただし湧別町-佐呂間町の間を結ぶ便は週2便のみ[2]、佐呂間町-北見市常呂町・網走市の間を結ぶ便は週1便のみ[3]である。

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Sister

テンプレート:特定地方交通線

テンプレート:赤字83線
  1. テンプレート:Cite web
  2. テンプレート:Cite web
  3. テンプレート:Cite web