東川町

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テンプレート:Infobox 東川町(ひがしかわちょう)は、北海道上川地方中部、石狩国上川郡にある。北海道最高峰の旭岳がその町域にあり、その登山口にあたる旭岳温泉街と天人峡温泉は、と紅葉の秋に大変賑わう。

クラフトの町として有名で、町内には木工製品の工房やお洒落な喫茶店が点在する。また、田園風景が美しく北海道で初めて「景観行政団体」に指定されており、町外はもとより、北海道外からの移住者も多い。

大雪山麓にあって扇状地の扇端部から豊富な伏流水が湧出するため、北海道内で唯一上水道のない町として有名。写真による町おこしも行っており、毎年開催される「写真甲子園」には全国から多くの高校生が参加する。

地理

  • 町の西部は上川盆地の農業地帯、東部は大雪山の山岳地帯である。
  • 東川町は、北海道のほぼ中央に位置し、東部は山岳地帯で、大規模な森林地域を形成している。また、日本最大の自然公園「大雪山国立公園」の区域の一部になっている。
  • 田園風景が美しく北海道で初めて「景観行政団体」に指定されており、北海道内はもとより、道外からの移住者も多い。さらに、近年は道北の中核都市である旭川市の中心部からおよそ13km(車で約15分)、旭川空港からおよそ7km(車で約8分)という地理的な利便性の高さから、ベッドタウンとしても発展を遂げている。これらの理由から、東川町は北海道でも数少ない人口増加地域となっている。特に上川総合振興局管内を含む、道北の自治体で、人口が増加しているのは、当町を含め、東神楽町鷹栖町の3つの自治体しかない(なお、旭川市の人口は、1985年国勢調査をピークに減少に転じている)。

隣接している自治体

歴史

行政

町長
  • 松岡市郎

経済

産業

農業

北海道の中央・大雪山国立公園の麓に広がる道内随一の米どころ。 冷涼な気候や大雪山の清流を活かした野菜や花々の生産も盛ん。

商業

中心市街地には、大雪山国立公園に向かって建ち並ぶ店先にはオリジナルの木彫看板がかけられ、それぞれの店の特徴を表現した木彫看板が、町の特徴となっている。

工業

木工業が盛んで多くの家具職人が集い芸術性の高い家具を作り続け、全国的に名高い旭川家具の生産全体に占める約30%が東川町で生産されている。 また、大雪山を望む美しい風景に惹かれ、木工クラフトや陶芸などを創作する人々が東川町に移住しアトリエや喫茶店を設けている。

観光

日本最大の山岳国立公園、大雪山国立公園への入口の町。

東川町は、北海道最高峰にして大雪山連邦の主峰「旭岳」(標高2,290m)と北海道一の落差誇る「羽衣の滝」(落差270m)と、旭岳の中腹の原生林に囲まれた旭岳温泉(旧湧駒別温泉)、その裾野の渓谷に湧く天人峡温泉の2つの温泉地を有し、多くの観光客で賑わっている。

農協

  • 東川町農業協同組合(JAひがしかわ)

郵便局

  • 東川郵便局

※集配業務は旭川東郵便局が担当

宅配便

公共機関

警察

姉妹都市・提携都市

海外

地域

人口

テンプレート:人口統計

教育

交通

空港

鉄道

バス

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

文化財

特別天然記念物

道指定

町の文化財

  • 相馬妙見宮
  • 土蔵
  • 明治の家
  • 大正の家 - キトウシ森林公園内
  • 聖徳太子像、開拓記念碑など美術工芸品計5件 - 好蔵寺、瑞宝寺など蔵
  • イチイなど天然記念物計9件 - 瑞宝寺境内、東川神社境内など

観光

スポーツ施設

出身者

その他

外部リンク

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