斐川町

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テンプレート:Infobox 斐川町(ひかわちょう)は、島根県簸川郡にあった宍道湖のほとりに位置する市町村のひとつで、町内には出雲縁結び空港もある。

地理

隣接していた自治体

歴史

  • 明治22年(1889年) 町村制の施行により、荘原村・出東村・出西村・直江村・伊波野村・久木村の6ヶ村が発足。
  • 昭和30年(1955年)4月 上記6ヶ村が合併し、斐川村が発足。
  • 昭和40年(1965年)4月 町制を施行。斐川町となる。
  • 平成15年(2003年)2月 出雲市、平田市、佐田町、大社町、多伎町、湖陵町との合併賛否の住民投票で反対多数になり、単独町制の道を選ぶ。
  • 平成23年(2011年)10月 出雲市との市町村合併により廃止。

行政

  • 町長:勝部勝明(2007年5月8日 - )

経済

産業

2000年の統計によると斐川町では第1次産業就業者数が1,640人、第2次産業就業者数が5,453人、第3次産業就業者数が7,521人である。

主要企業

姉妹都市・提携都市

国内

地域

人口

テンプレート:人口統計

教育

小学校

中学校

高等学校

  • 町内には高等学校はない。

専門学校

  • 出雲コンピュータ専門学校

交通

町東側の宍道湖岸には出雲縁結び空港があり、さらに町の中心部を東西に山陰本線および国道9号線が縦貫している。公共交通機関としては、タクシーが主であり、バス路線は出雲縁結び空港への連絡バスを除けば、80年代までに利用者減少のために廃止された。

空港

鉄道

下記の2駅がある。両駅には普通、快速列車のみの停車で、特急は通過する。このため特急の停車する宍道駅からタクシーなどを利用して町を訪れる人も多い。

道路

高速道路

一般国道

道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

観光

  • 出雲いりすの丘(大字学頭3646番地)
    • 園内にはひかわ美人の湯という温泉施設があり、お湯は近くの湯の川温泉より引いている。内湯と岩造りの広い露天風呂があり、温泉施設のみの利用も可能である。
    • 以前は農業体験施設があったが、2008年3月末で休園している。運営会社解散により、ひかわ美人の湯も2008年3月末で一旦営業終了する。
  • 出雲空港カントリー倶楽部(大字学頭3738番地)
  • 斐川の築地松は有名。
    • 冬季の北西からの季節風を防ぐため、家の周りに松を植え、長方形にそろえて刈っており、独特の田園風景が展開される。
  • 荒神谷遺跡
    • 358本の銅剣が発見されたことで知られる遺跡
  • 荒神谷博物館
    • 荒神谷史跡公園内にある博物館。荒神谷史跡出土品の展示や、出雲神話・斐伊川の歴史等の展示をしている。
  • 出西窯

温泉

  • 町内に湯の川温泉 がある(「日本三美人の湯」の一つ)。

お祭り

  • 4月中旬には「ひかわチューリップフェスティバル」 が行われる。
  • 5月5日には斐川公園で「つつじ祭り」が行われる。
  • 7月17日・18日には「なおえ夏祭り」が行われる。
  • 7月の終わりには「斐川よさこい祭」が行われる。

出身人物

実業家

スポーツ

その他

  • 坪田愛華(「地球の秘密」著者、12才で急逝した)

関連項目

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