姫路市立琴丘高等学校

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姫路市立琴丘高等学校(ひめじしりつ ことがおかこうとうがっこう)は、兵庫県姫路市今宿にある市立高等学校。愛称「こっとん」

教育目標

校訓の「誠実 勤勉 友愛」の精神を根幹に、知・徳・体のバランスのとれた教育を展開し、時代の変化に的確に対応できる能力を育み、家庭や地域の人々から愛され、信頼される市民の育成をめざす。次の3項目を本校教育の重点目標とする。

  1. 信頼される学校
  2. こころの教育の充実
  3. 生きる力の育成

部活動

本校は県内公立高校の中で部活動が盛んな部類にある。バレーボール部男子は全国高校総体全国制覇の経験があり、軟式テニス部はここ数十年ほぼ毎年インターハイに出場している。またJ1得点ランキング3位にもなった播戸竜二などが所属していたサッカー部がある。

2013年3月、第36回全日本アンサンブルコンテスト高校の部において吹奏楽部がクラリネット八重奏で金賞受賞[1]

校歌・校訓

校歌

校歌制定日 昭和27年2月15日

  • 作詞者 西條八十
    • 校歌作詞のきっかけは、当時の本校関係者の直接依頼によるものだが、西條八十と早稲田大学文学部で同級生であった、第七代校長沖塩徹也の尽力もあったそうだ。
  • 作曲者 古賀政男
    • 国民栄誉賞を授与された彼がなぜ本校の校歌作曲をしたかといういきさつは、作詞者西條八十との深いつながりによるものである。

応援歌

本校には校歌とは別に応援歌というものが存在している。

  • 作詞者:荒木良雄
    • 彼は本校の応援歌だけではなく、姫路市内の新制中学校数校の校歌作詞者としても名を残している。
  • 作曲者:伊熊良穂
    • 本校応援歌作曲に至る経緯についてはさだかではないが、本校音楽関係者の努力の賜物によるものか、あるいは作詞者、荒木良雄の同額の縁による紹介のいずれかであろう。

校訓

誠実・勤勉・友愛

校訓碑

平成5年度に、本校創立80周年を記念して、第13代校長長岡四郎の発案・企画により、立派な校訓・校訓碑が建設された。正面玄関西端、生徒が朝の光に歩みを止める場所に設けられている。第5代校長東谷実慶の作られた「誠実 勤勉 友愛」の校訓と、作詞者西條八十国民栄誉賞を授与された作曲者古賀政男両名直筆の歌詞と楽譜の銅版が、今まさに飛翔せんとする白鷺にイメージ化された御影石に刻まれている。また、「青春の時を大切に」の願いを込めて時計塔を併置し、本校の誇り「昭和30年全日本高校バレーボール選手権大会男子の部全国制覇のモニュメント」も、同じ場所に移設された。

沿革

姫路市立実科女学校

姫路市立女子技芸学校

  • 大正4年
    • 4月1日 姫路市立女子技芸学校に組織変更する。

姫路市立高等女学校

姫路市立第一高等女学校

  • 昭和21年
    • 4月1日 姫路市立第一高等女学校と校名変更とし5年制実施により 定員1,250名となる。

姫路市立琴丘高等学校

する。

    • 4月1日 英語科を国際文化科と改め定員40名の1学級で開設する。
    • 8月3日 - 8月7日 長崎インターハイなぎなた大会個人に出場する。
    • 8月4日 - 8月8日 長崎インターハイソフトテニス大会男子個人に出場する。
    • 8月8日 - 8月9日 第26回全国高等学校総合文化祭に美術工芸部門で参加する。
    • 9月4日 職員室に空調設備を設置する。
    • 9月30日 LL教室の改修工事が完了する。
  • 平成16年
    • 3月2日 調理室の改修工事が完了する。
    • 7月30日 - 7月31日 第27回全国高等学校総合文化祭に美術工芸部門で参加する。
    • 7月31日 - 8月4日 島根インターハイソフトテニス女子個人に出場する。
    • 8月4日 - 8月8日 島根インターハイソフトテニス男子個人に出場する。
  • 平成17年
    • 1月12日 3年生の教室窓枠改修工事が完了する。
    • 3月11日 中運動場の排水工事が完了する。
    • 8月25日 普通教室塔(A塔)の窓枠改修工事が完了する。
    • 9月20日 特別教室塔(C塔)の耐震改修工事が完了する。

主な出身者

脚注

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  1. 大白書中学校と琴丘高等学校が、第36回全日本アンサンブルコンテストでの金賞受賞を、市長へ報告します:姫路市公式サイト

関連項目

外部リンク