大熊忠義

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テンプレート:Infobox baseball player 大熊 忠義（おおくま ただよし、1943年9月8日 - ）は、東京都生まれ、大阪府羽曳野市育ちの元プロ野球選手（外野手）、野球解説者。

来歴・人物

東京都生まれ河内育ち。浪商高校ではテンプレート:By、3年生の時に、2年生エース尾崎行雄を擁し、二番打者、三塁手として春夏の甲子園に出場。春の選抜では準々決勝で法政二高に敗れる。夏の選手権では順調に勝ち進み、決勝で桐蔭高を1-0で降し優勝[1]。高校同期に大塚弥寿男捕手、住友平二塁手、2学年下に高田繁外野手がいた。卒業後は近畿大学に進学するも中退。[2]

テンプレート:Byに阪急ブレーブスに入団。テンプレート:Byにはレギュラー左翼手となり、一番打者を任される。テンプレート:Byは矢野清が左翼手に入ったため中堅手に回るが、翌年から左翼手に戻る。テンプレート:Byからのリーグ3連覇に貢献。テンプレート:Byに福本豊が一番打者となり、盗塁王を獲るようになると、つなぎ役の二番あるいは下位打線に回り活躍。テンプレート:Byからのリーグ連続優勝に大きな役割を果たす。テンプレート:Byには簑田浩二に左翼手の定位置を譲り[3]、テンプレート:Byからコーチ兼任[1]。テンプレート:By10月4日の近鉄バファローズ監督西本幸雄の退任試合で1試合だけ守備に就き、同年限りで現役を引退した[1]。

引退後はテンプレート:Byは阪急一軍守備コーチ、テンプレート:By～テンプレート:By阪急・オリックス一軍野手総合コーチ、テンプレート:By二軍ヘッドコーチ、テンプレート:By～テンプレート:Byは一軍打撃コーチを務めた。1994年から1996年まで毎日放送の野球解説者、テンプレート:Byからテンプレート:Byまで阪神タイガースの外野守備走塁コーチを務めた。死球が飛び交った1998年8月2日の阪神対巨人戦では、報復的死球を与えた槙原寛己に飛び蹴りを食らわせて退場処分となった。阪神退団後はGAORA及びTigers-aiの解説者をしつつ、プロ野球マスターズリーグの大阪ロマンズでプレーしている。

テンプレート:By、日本女子プロ野球機構が新たに立ち上げる京都アストドリームスの監督に就任し、1年間務めた（野球解説者の仕事も継続）。

また歌が上手で、阪急時代にチームのメンバーとレコードを発売した他、現役引退後に演歌のレコードを発売した事がある。 現在は池田バッティングセンターにて毎週木曜日にコーチをしている。

つなぎの技術

福本が1番打者として定着し、大熊にはつなぎの2番打者が任されるようになった。福本が盗塁を企図し、スタートが悪ければカットし、微妙な場合は空振りするなど、巧みなアシストをし、二塁に達した後はバントや右打ち（福本が二塁に達したときには、カウントが悪くなっていることが多かった）で三塁へ進めていた。2番に定着する前年の1971年は打率3割を記録していたが、この影響で1972年には2割3分と悪化している。しかし、球団からは働きを評価され、大幅な昇給を勝ち取っていた（｢辛抱料や｣と言われたという）。

詳細情報

年度別打撃成績

テンプレート:By2 阪急 9 14 13 1 2 1 0 0 3 0 0 0 0 0 1 0 0 3 0 .154 .214 .231 .445
テンプレート:By2 7 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
テンプレート:By2 45 57 55 11 13 5 1 2 26 4 1 0 0 0 1 0 1 13 1 .236 .263 .473 .736
テンプレート:By2 20 21 20 1 4 0 0 0 4 1 1 0 0 0 1 0 0 2 0 .200 .238 .200 .438
テンプレート:By2 120 471 424 71 121 28 5 15 204 37 11 13 3 3 28 2 13 38 1 .285 .346 .481 .827
テンプレート:By2 126 463 415 49 109 14 2 12 163 39 10 2 6 1 37 0 4 28 9 .263 .328 .393 .721
テンプレート:By2 122 394 362 47 87 21 4 10 146 42 4 5 2 4 24 1 2 41 5 .240 .288 .403 .692
テンプレート:By2 121 406 342 56 105 12 2 15 166 57 8 3 6 6 45 4 7 30 9 .307 .393 .485 .878
テンプレート:By2 116 392 325 34 75 10 3 11 124 32 4 3 12 2 46 2 7 37 6 .231 .337 .382 .718
テンプレート:By2 107 327 290 31 80 13 0 3 102 30 7 3 6 4 23 0 4 29 9 .276 .333 .352 .685
テンプレート:By2 123 438 379 59 93 15 3 7 135 35 8 2 16 3 32 0 8 40 3 .245 .315 .356 .671
テンプレート:By2 122 416 364 36 95 14 4 6 135 40 4 6 11 2 36 0 3 32 6 .261 .331 .371 .702
テンプレート:By2 116 473 418 57 116 17 3 5 154 35 2 0 19 2 30 0 4 41 1 .278 .330 .368 .699
テンプレート:By2 123 457 399 45 100 17 1 12 155 35 1 0 22 1 28 1 7 42 10 .251 .310 .388 .699
テンプレート:By2 76 205 182 15 42 6 0 1 51 15 2 0 9 2 9 0 3 18 5 .231 .276 .280 .556
テンプレート:By2 41 102 93 11 24 3 0 1 30 8 0 1 0 2 5 0 2 9 1 .258 .304 .323 .627
テンプレート:By2 28 42 37 2 7 2 0 1 12 2 0 0 0 1 4 0 0 7 1 .189 .262 .324 .586
テンプレート:By2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- ---- ---- ----
通算：18年 1423 4684 4124 526 1073 178 28 101 1610 412 63 38 114 31 350 10 65 411 67 .260 .326 .390 .716
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

記録

初記録
節目の記録
  • 1000試合出場：1975年8月17日、対近鉄バファローズ後期3回戦（日生球場）、7番・左翼手で先発出場　※史上183人目
  • 1000本安打：1977年10月7日、対近鉄バファローズ後期13回戦（阪急西宮球場）、5回裏に米田哲也から　※史上106人目
  • 100本塁打：1979年9月19日、対ロッテオリオンズ後期8回戦（阪急西宮球場）、1回裏に安木祥二から左越先制ソロ　※史上106人目

背番号

  • 22 （1964年 - 1967年）
  • 12 （1968年 - 1981年）
  • 72 （1982年 - 1993年、1997年 - 1998年）

関連情報

出演番組

歌

『ああ王者』（1976年、東宝レコード） - 山口高志、加藤秀司、山田久志と合唱

脚注・出典

テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:日本シリーズ技能賞

テンプレート:パシフィック・リーグ ゴールデングラブ (外野手)
  1. ↑ 1.0 1.1 1.2 阪急ブレーブス黄金の歴史　[永久保存版]　よみがえる勇者の記憶　1936-1988、ベースボール・マガジン社、2011年、P61
  2. ↑ 大熊が大学2年の時に2年上の先輩が阪神タイガースの入団テストを受けた際にかばん持ちとして付いて行った。この時に当時の青田昇コーチからマイク・ソロムコのユニフォームを手に阪神入団の誘いがあり打席に立ったところプロアマ協定に引っ掛かり大熊は大学を中退せざるを得なくなった。同時に野球部も1年間出場停止処分を喰らった。（福本豊「阪急ブレーブス 光を超えた影法師」P120より）
  3. ↑ 同年4月30日対ロッテ・ダブルヘッダー第1戦（西宮）で村田兆治投手から頭部直撃の死球を受けて交代。
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