全員出席!笑うんだってば

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テンプレート:基礎情報 テレビ番組全員出席!笑うんだってば』(ぜんいんしゅっせき わらうんだってば)は、1989年10月28日から同年12月23日まで日本テレビ系列局ほかで放送された日本テレビ製作の公開バラエティ番組。放送時間は毎週土曜 19:00 - 20:00 (JST) 。東京に進出したばかりのダウンタウンが初めてゴールデンタイムで司会を務めた番組である。

出演者

主なコーナー

地球戦士フリルマン
前半のコント。ヒーロー物。テンプレート:独自研究範囲。詳細は当該項参照。
人間クレーンゲーム
一家の父親がクレーンのアームとなって商品を取りにいく。幼少の頃のえなりかずき一家も出場したことがある。

オープニング

オープニング映像は漫画家の吉田戦車が描いたイラストを用いたアニメーションで、BGMには聖飢魔IIの「JOKER 〜非力河童人間〜」(エンディングテーマに使われていた「BAD AGAIN 〜美しき反逆〜」のc/w)を用いていた。この映像が流れた後にスタジオからの映像となり、ダウンタウンの紹介で出演者が1組1人ずつ登場していた。その際に、オープニングに登場した吉田戦車デザインのキャラクターのぬいぐるみを持ちながら踊っていた。しかし、番組自体の放送回数が極めて少なく、さらには番組終了前の時期にはこのオープニングが用いられなかったことから、今やこの映像は貴重なものとなっている。

エンディング

聖飢魔IIの「BAD AGAIN 〜美しき反逆〜」を流しつつ、流れる星をバックにデーモン小暮がその回を解説していた。

ネット局

エピソード

  • 初回収録中、浜田が体調不良により倒れ、後日再収録が行われた。しかし、テンプレート:要出典範囲不幸中の幸いとなった。
  • 生クリームを使ったスタジオコント収録中、足を滑らせたミスターちんが頭を切るケガをするアクシデントがあったが、ヒロミとデビット伊東のアドリブにより血を見せずに無事収録を終える。
  • TBS系列(一部系列局除く)の『まんが日本昔ばなし』および『クイズダービー』などの人気の影響性から日本テレビの不振が続く土曜夜の時間帯を活性化させるため、「土、迫力」の大胆なコピーを出したが、その次の夜8時に放送する時代劇『野望の国』と共に低視聴率のために短期間で打ち切られ、「土、迫力」作戦は結局失敗に終わった。テンプレート:要出典範囲。松本人志曰くテンプレート:いつテンプレート:どこ、「視聴者は全員欠席した」番組。後日談でテンプレート:いつテンプレート:どこ「平均視聴率は4%台だった」と言われている。
  • さらに、テンプレート:独自研究範囲。本番組が開始する半年前から同じ土曜日の23時台に全国ネット放送がスタートしていたフジテレビ系列の『夢で逢えたら』は最高視聴率20%超えを記録する人気番組となり、お笑い第三世代中心の番組の先駆けとして明暗がくっきり分かれる結果となった。
  • 出演者の熱意も伴わず、ピンクの電話がこの番組の収録より名古屋での営業を優先したり、ダウンタウンが『夢で逢えたら』の中で愚痴をこぼしたりしている。
  • 現在俳優として活躍している岸谷五朗や、寺脇康文らが「フリルマン」のコントで「サルマタ星人」(全身タイツ&サルマタ姿の宇宙人)を演じていた。
  • 脚本家の三谷幸喜が番組構成に参加していた。

スタッフ

関連項目


テンプレート:前後番組 テンプレート:ダウンタウン