丹古母鬼馬二

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テンプレート:ActorActress 丹古母 鬼馬二(たんこぼ きばじ、1950年1月4日 - )は、広島県三原市出身の日本俳優。本名は神田 満(かんだ みつる)。現代制作舎所属。身長165cm、体重64kg(ピーク時は97kgあった)。現在は練馬区に在住。

人物・経歴

広島県立三原高校中退。

アングラ劇団に参加後、にっかつロマンポルノや大作映画、特撮テレビ番組テレビドラマ等、多くの作品のバイプレーヤーとして活躍。

1983年八名信夫(主宰)、関山耕司榎木兵衛山本昌平岩城力也等と、悪役俳優集団「悪役商会」の結成に参加しマスコミの話題を呼んだ。中核メンバーとして活躍したが、現在は脱退している。 

強烈な個性を放ち現在もドラマ映画の他、バラエティー番組痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』や石ノ森章太郎作品にも多数出演している。

逸話

  • 日本一迫力のある芸名を持つ男と言われる。名前の由来は上京して最初に入った劇団・シアター夜行館の座長・笹原茂朱が「俺の芸名、骸馬二(がい・うまじ)をやる」と言われ「馬二だけもらいます」と言い、昔すごい犬歯が生え「」と言われていたことから頭に「鬼」を付けた。名字の「丹古母」は、その劇団が芝居をやった新宿3丁目の喫茶店の名前が「コボタン」だったので、引っくり返して付けた。最初はカタカナだったが、その後適当に漢字を当てた(「丹」の字は近くに伊勢丹があったから)。1回覚えてもらうと、まず忘れないので得もあるが損も多いと言う。まず、どこで切っていいか分からない。かつて岩井半四郎が「キミキミ、君の名前は何だっけな」と言うから「タンコボ・キバジです」と答えたら、「あ、じゃあ2番目の娘(仁科亜季子)が正解だったな」と人の名前をクイズにしていたらしい。ハナ肇は「そんなに長い名前だと損するぞ。タンコでいい。タンコにしなさい」とよく言われ「本名だ」と嘘をつくと「そうだよなあ。こんな変わった芸名ないよな」など言われたとのこと[1]
  • 関西のローカル放送番組『突然ガバチョ!』にゲスト主演した時、司会者の笑福亭鶴瓶らに「喧嘩(けんか)は好きですか?」と聞かれると「好きです」と応えたが次に「喧嘩した事はありますか?」と聞かれ「ありません」と応えた。風貌とは裏腹に温厚な性格と言われている。
  • お笑いマンガ道場にゲスト出演したとき、アクシデントで頭を打ってしまい、レギュラーの車だん吉に「タンコブ・キバジ」になってしまいました、といじられた。

出演作品

テレビドラマ

映画

オリジナルビデオ

  • くノ一忍法帖(1991年) - 般若寺風伯
  • 銀玉命! 銀次郎2(1993年)
  • 難波金融伝・ミナミの帝王4(1994年)
  • 実録・北九州ヤクザ戦争 侠嵐(2003年)

特撮

PV

バラエティ

脚注

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関連項目

外部リンク

  • 日経エンタテインメント!』1996年12月号、日経BP社