八名信夫
テンプレート:ActorActress テンプレート:Infobox baseball player 八名 信夫(やな のぶお、1935年8月19日 - )は、俳優、元プロ野球選手。岡山県岡山市出身。血液型B型。悪役商会所属。本名は同じ。
目次
来歴
プロ野球選手時代まで
父の亀億(ひさお)は国鉄岡山駅の助役を終戦後に退職し、芝居小屋兼業の映画館を経営していた[1]。遊び人で愛人が3人いた。父の1番目の妻は一男一女を産んだ後に亡くなる。八名の生母に当たる、父の2番目の妻は売れない作家で、八名が4歳の時に離婚。29歳の時に25年ぶりに再会するが、2年後に亡くなる。2006年に86歳で亡くなった、育ての母親(父の3番目の妻)の光恵は、津山から来た芸者で、「いいおふくろ」だった。
9歳で1945年の岡山大空襲に遭遇し、父の命で母・姉とともに後楽園に逃れて助かっている[1]。その後疎開先の平島(現・岡山市東区)で終戦後に連合国軍の兵士がキャッチボールに興じる姿を見たことがきっかけで、野球を始める[1]。父はテニス選手だったためスポーツには理解があり、逆に劇場主として役者と接して生活を知っていたことから、役者になることには反対だったという[1]。のちに八名がプロ野球入りしたときに父は東映フライヤーズが岡山でキャンプを張る援助もしたが、八名が23歳の時に肝臓がんのために亡くなっている[1]。
出身小学校の岡山市立出石小学校は都市空洞化によるドーナツ化現象で児童数が減少し、2002年3月に廃校となった。閉校式には八名による講演会が行われた。
岡山東商業の2学年先輩に、のちに大洋ホエールズ (現・横浜DeNAベイスターズ)で活躍する秋山登・土井淳がおり、明治大学に進学していた。その縁から修学旅行のとき、神宮球場で明治大学の試合を観戦して進学先に決める[1]。しかし、先輩部員からの「しごき」に耐えられずに2年生のときに中退[2]、1956年にプロ野球・東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)に投手として入団。3年目の1958年、日生球場での試合中に腰を骨折[3]して入院、選手生命を断たれて現役を引退した[1]。東映フライヤーズ、北海道日本ハムファイターズOBで組織する『フライヤーズ・ファイターズOB会』のメンバーである。
俳優への転身
野球選手引退後、親会社の東映専属の映画俳優となる。俳優転向の理由は、東映本社社長であり、東映フライヤーズオーナーでもあった大川博から、「長嶋茂雄や王貞治に打たれるより、高倉健に撃たれろ!」と言われたことがきっかけであったという[1][4]。初めて出演者として名前の出た映画は『遊星王子』。ただし宇宙のギャングという設定で、顔の部分が覆われた衣装だった上、同じ衣装の出演者が複数いたため、映画を見ても自分がどこに出ていたかわからなかったという[5]。駆け出しのころ、宿舎の「八名様」と書かれた自室を開けたら、布団が8組置いてあったという(「やな」を「はちめい」と読み違えられた)。大部屋俳優よりもさらに下という境遇からのスタートであったが、「体が大きいから小さい奴が撃たれるより迫力があるはず」と売り込んだことがきっかけとなり、悪役として定着するようになった[1]。
ギャングや悪党を専門に演じる俳優集団悪役商会を1983年に結成し、リーダー(会長)となる。刑事ドラマでのヤクザ・暴力団組長・凶悪犯、時代劇での用心棒・悪徳役人・妖術使いなど多くの悪役を演じた。1985年にはアニメ映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のギルモア将軍役で声優に初挑戦している。バラエティ番組には『今夜は最高!』(日本テレビ)ではじめて出演し、その後『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)のコーナー「ひょうきんベストテン」にも出演した。
1990年代、バラエティ番組において「1050回ぐらい殺されたかな」と、悪役を演じて殺された回数の多さを述懐したことがある。最近は悪役俳優のイメージを脱却し、孫と遊ぶ優しいおじいちゃんの役など個性派俳優としての活躍が目立つようになっている。
岡山男の気風を歌う「野風増」を橋幸夫、河島英五らとの競作で自ら歌いレコード化する計画があったが、訳あって断念せざるを得なかった。
2014年5月5日、ヤフードームでおこなわれた福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ戦で始球式に登板[6][7]。この始球式は、八名がCMに出演しているキューサイが、ソフトバンクのチームスポンサーとなったことで実現したものだったが、引退から56年ぶりのマウンドでの投球はワンバウンドとなった[6][7]。また、対戦相手が現役時代に所属した東映の後身である日本ハムである点につき「ちょっぴり複雑な立場での始球式登板」と書いたメディアもあった[6]。
人物
父親が鉄道員で幼少時代に鉄道官舎に住んでいたことから、蒸気機関車には思い入れがある[1][8]。
黒柳徹子の影響を大きく受けている。「俺も何か役に立つことはあるだろう」と思い、新幹線で走っている子供を「おめーら、塩をかけて焼いて食うぞ」と叱ったりして、他人の子供を愛情を持って教育している。
出演作品
テレビドラマ
- ナショナルキッド(1960年、NET / 東映) - インカ金星人 他多数
- 紅孔雀(1961年 - 1962年、NET)
- 特別機動捜査隊 第127話「蜘蛛の巣」(1964年、NET / 東映)
- スパイキャッチャーJ3(1965年、NET / 東映)
- 悪魔くん 第7話「魔の谷」(1966年、NET / 東映) - 強盗
- キャプテンウルトラ 第9話「怪生物バンデルエッグあらわる!」(1967年、TBS / 東映) - 密輸団ボス=ジョン・スミス
- ローンウルフ 一匹狼 第1話「復讐のメロディー」・第7話「恐喝者の影」(1967年、NTV / 東映) - 暴漢
- キイハンター(TBS / 東映)
- 第36話「金庫に消えた女」(1968年)
- 第102話「女の死刑実験室」(1970年)
- 第116話「秘密飛行機強奪作戦」(1970年)
- 第259話「情無用のライセンス」(1973年) - 浦辺
- 素浪人 花山大吉 第10話「坊さんまるまる損をした」(1969年、NET / 東映) - 室山
- 帰って来た用心棒 第26話「狂気の夜」(1969年、NET / 東映)
- プレイガール(12ch / 東映)
- 第9話「女は潜って勝負する」(1969年)
- 第91話「酔いどれはだか仁義」(1970年)
- ターゲットメン 第7話「真珠湾沖大海戦」(1971年、NET / 東映)
- 荒野の用心棒 第7話「鷲ノ巣谷に死の影が走って…」(1973年、NET / 三船プロ) - 鬼塚東十郎
- キカイダー01(1973年 - 1974年、NET / 東映) - ビッグシャドウ
- 白い牙 第2話「東京無宿・有光洋介」(1974年、NTV / 大映テレビ) - 暴漢
- 右門捕物帖 第6話「裏切り」(1974年、NET / 東映) - 浪人
- 大盗賊 第2話「御茶壷を狙え!」(1974年、CX / 国際放映) - 井原十兵衛
- 闘え! ドラゴン 第13話「ドラゴン大脱走」(1974年、12ch / 宣弘社) - 片目のコンドル
- 傷だらけの天使 第1話「宝石泥棒に子守唄を」(1974年、NTV / 東宝) - 宝石密輸組織の男
- プレイガールQ 第1話「命知らずの牝猫たち」(1974年、12ch / 東映) ※友情出演
- 影同心(1975年、MBS / 東映)
- 第8話「女のかたき殺し節」 - 火付盗賊改方 ※ノンクレジット
- 第26話「金がかたきの殺し節」 - 加倉井兼蔵
- 剣と風と子守唄 第16話「還らざる黄金」(1975年、NTV / 三船プロ) - 赤沢玄馬
- 大江戸捜査網(12ch / 三船プロ)
- 第185話「恐怖の人間標的」(1975年)
- 第227話「殺しの烙印を消せ」(1976年)
- 第243話「哀しみの子連れ唄」(1976年)
- 第273話「女盗賊 初春に舞う」(1977年) - 御用金輸送方役人・倉持欣十郎
- 第312話「甦えった魂なき殺人者」(1977年)
- 第338話「追跡! 哀愁の子守唄」(1978年) - 篠田
- 第357話「危機一髪 凶悪の罠」(1978年) - 真垣軍兵衛
- 第378話「怪盗組織の罠を暴け」(1979年) - 西岡
- 第406話「赤ん坊を狙う暗殺者」(1979年)
- 第423話「黒い傷痕に泣く女」(1979年) - 佐原
- 第444話「祭りに咲いた夫婦花」(1980年)
- 第454話「無情 巾着切りの涙」(1980年) - 高坂能登守
- 第494話「海鳴りの里に泣く遊女」(1981年) - 内村
- 第507話「傷だらけの人質救出作戦」(1981年) - 沼田
- 第530話「秘伝七ヶ條を追う女武芸者」(1982年) - 朝倉源之進
- 第550話「金貸し座頭 秘薬責めの罠」(1982年) - 辰の市
- 第567話「女郎花恋歌 逃亡の昼と夜」(1982年) - 西村
- 非情のライセンス(NET / 東映)
- 第2シリーズ 第47話「兇悪の警察手帖」(1975年) - 安川
- 第2シリーズ 第99話「兇悪の殉職・右田刑事」(1976年) - 暴力団祖父江組幹部・野村
- 第3シリーズ 第21話「兇悪の罠・愛しい死線」(1980年) - 覚醒剤密輸組織のボス
- Gメン'75(TBS / 東映)
- 第19話「デカ部屋の悪霊」(1975年) - オートバイの男
- 第37話「チリ紙交換殺人事件」(1976年) - 成田
- 第43話「刑法第11条・絞首刑」(1976年)
- 第100話「北の国から来た遺骨」(1977年)
- 第196話「東京発 ひかり157号のトリック」(1979年) - 安木
- 夜明けの刑事(TBS / 大映テレビ)
- 第54話「消えた女子高校生歌手の秘密」(1976年)
- 第104話「やりますわョ!男と女の大追跡」(1977年)
- 新宿警察 第24話「青い眼の傷痕」(1976年、CX / 東映)
- 大非常線 第6話「勇者は誰か」(1976年、NET / 東映) - 樺島
- 大都会 闘いの日々(NTV / 石原プロ)
- 第7話「おんなの殺意」(1976年) - 光本興業幹部
- 第26話「顔」(1976年) - 半沢清
- 秘密戦隊ゴレンジャー(NET / 東映)
- 第53話 「赤いホームラン王! 必殺の背番号1」(1976年) - 死神博士
- 第54話「真赤な挑戦! 火の山最期の大噴火」 - 第84話「真赤な大勝利!! 永久に輝け五つ星」(1976年 - 1977年) - 黒十字総統
- ※54、55話は声のみの出演
- 子連れ狼 第3部 第10話「魔道旅道しるべ」(1976年、NTV / ユニオン映画) - 賞金稼ぎ・山彦
- 人魚亭異聞 無法街の素浪人 第13話「夜霧の片道切符」(1976年、NET / 三船プロ) - 用心棒・宮崎玄馬
- お耳役秘帳 第24話「どうせこの世は怨み花」(1976年、KTV / 歌舞伎座テレビ) - 富蔵
- 遠山の金さん 第73話「玉の輿を拒んだ女」(1977年、NET / 東映)
- 大都会 PARTII(NTV / 石原プロ)
- 第10話「刑事のいのち」(1977年) - 田代
- 第26話「Gメン抹殺指令」(1977年) - 中野忠男
- 第51話「北九州コネクション」(1978年) - 宇野
- ジャッカー電撃隊 第16話「黒いベースボール!! 襲撃する魔球」(1977年、NET / 東映) - クライムボス
- 華麗なる刑事 第21話「真夏の夜の迷探偵」(1977年、CX / 東宝)
- 桃太郎侍(NTV / 東映)
- 第41話「怒りの刃を振り上げろ」(1977年) - 岩井弥十郎
- 第109話「笛吹き若様町人志願」(1978年)
- 第146話「死を招いた勘違い」(1979年)
- 第221話「どうぞお縄を…」(1981年)
- 第245話「涙ボロボロ唐辛子」(1981年)
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
- 新・必殺仕置人 第39話「流行無用」(1977年) - 岡っ引き・まむしの久蔵
- 翔べ! 必殺うらごろし 第6話「男にかけた情念で少女は女郎に化身した」(1979年)- 勘造
- 必殺仕事人
- 第29話「新技 腰骨はずし」(1979年) - 荒井十郎太
- 第72話「念じ技 偽説法ざんげ斬り」(1980年) - 竹次郎
- 第82話「激闘技 地獄道暴れ斬り」(1981年) - 木崎左源太
- 新・必殺仕事人 第46話「主水 火の用心する」(1982年) - 伝次
- 必殺仕事人V 第6話「りつ、減量する」(1985年) - 儀ヱ門
- 必殺橋掛人 第1話「江戸絵図の謎を探ります」(1985年) - 奈良屋甚内
- 必殺まっしぐら! 第12話「相手は江戸の大魔王」(1986年) - 弥九郎
- 必殺仕事人V・風雲竜虎編 第12話「不倫妻、身投げからくり」(1987年) - 義覚
- 新五捕物帳 第12話 「母ごころ夢の富くじ」(1978年、NTV / ユニオン映画) - 源造
- 江戸の鷹 御用部屋犯科帖 第4話「大江戸の暗黒を斬る!」(1978年、ANB / 三船プロ)
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍(ANB / 東映)
- 第13話「嵐を呼んだ江戸土産」(1978年) - 深町
- 第86話「天下御免の大泥棒」(1979年) - 笹尾鬼十郎
- 第191話「吉原、木枯し 女の涙」(1981年) - 山岡小十郎
- 達磨大助事件帳 第26話「夕陽の渡り鳥」(1978年、ANB / 前進座 / 国際放映) - 笹川
- 太陽にほえろ! 第300話「男たちの詩」(1978年、NTV / 東宝) - 戸川組幹部
- 大追跡(NTV / 東宝)
- 第1話「ハイエナが集まった」(1978年) - 所轄署の刑事
- 第15話「黒い影」(1978年) - 岡部
- 特捜最前線(ANB / 東映)
- 第72話「指名手配・再会した女!」(1978年)
- 第156話「乗り逃げ女はリンゴがお好き!」(1980年)
- 第190話「償い」(1980年) - 有明商事幹部
- スパイダーマン 第17話「プロレスラー サムソンの涙」(1978年、12ch / 東映) - 中田
- 大都会 PARTIII(NTV / 石原プロ)
- 第8話「野獣の叛乱」(1978年) - 甲陽商事社長・並木良平
- 第20話「爆走・金塊トレーラー」(1979年) - 関根
- 第39話「警官殺し」(1979年) - 旭会幹部・糸島
- 伝七捕物帳 第17話「姉ちゃんの恋人」(1979年、ANB / 国際放映)
- 水戸黄門 第10部 第3話「狐が化けたお姫様 -小田原-」(1979年8月27日、TBS / C.A.L) - 片瀬三九郎
- 熱中時代 刑事編 第19話「敵ながら天晴れ! 声色サギ」(1979年、NTV / ユニオン映画) - 剛田三郎
- 大空港(CX / 松竹)
- 第26話「真実の愛 空港ホテル殺人事件の謎を追え!」(1979年) - 権藤組々長・権藤昭一
- 第51話「サヨナラ神坂紀子刑事! コール・ガール バラバラ事件」(1979年)
- 第60話「襲撃! 空港特捜車を爆破しろ!!」(1979年)
- ザ・スーパーガール(12ch / 東映)
- 第4話「フィーバーの夜 モデルは全裸で死ぬ」(1979年)
- 第17話「女囚脱獄 復讐に燃えた女体」(1979年)
- 第37話「夜の処刑台 レイプされた女刑事」(1979年)
- 第47話「夜の課外授業 危険を売る少女」(1980年)
- 西部警察(ANB / 石原プロ)
- 西部警察
- 第6話「横浜銃撃戦」(1979年) - 笠原組々長・笠原竜一
- 第16話「最後の一弾」(1980年) - 神山
- 第25話「刑事を奪え」(1980年) - 東部署刑事
- 第44話「ロング・グッドバイ」(1980年) - 加山光男
- 第52話「ギャングになった刑事」(1980年) - 服部清
- 第64話「九州横断大捜査網!! -前篇-」・第65話「博多港決戦!! -後篇-」(1981年)
- 第89話「もう一つの勲章」(1981年) - 工藤進
- 第105話「謎のルート・マカオ」(1981年) - 山中亮造(唐秀全)
- 第118話「あの歌をもう一度」(1982年) - 佐伯弘一
- 第126話「また逢う日まで」(1982年) - 下田竜夫
- 西部警察 PART-II
- 第9話「罠」(1982年) - 小田島朝夫
- 第23話「凶悪の焔」(1982年) - 笠間興行専務・矢野
- 第40話「ペガサスの牙」(1983年) - ペガサス金融社長・岡崎
- 西部警察 PART-III 第36話「対決! マグナム44」(1984年) - ビル山田
- 西部警察
- 江戸の牙(ANB / 三船プロ)
- 第3話「阿片! 墓標なき男」(1979年) - 半次
- 第23話「笑って泣いて 長屋の恋の物語」(1980年) - 鬼丸
- 騎馬奉行 第7話「若鷹が巣立つ時」(1979年、KTV / 東映)
- そば屋梅吉捕物帳 第9話「遠山桜も男泣き」(1979年、12ch / 国際放映) - 加納又十郎
- 西遊記II 第7話「夢の妖怪 幽鬼将軍」(1979年、NTV / 国際放映)
- 鉄道公安官 第34話「公安官抹殺司令」(1980年、ANB / 東映)
- 新・江戸の旋風 第2話「山吹色は悪の色」(1980年、CX / 東宝) - 三好
- 爆走!ドーベルマン刑事 第14話「決死の追跡48時間」(1980年、ANB / 東映)
- 噂の刑事トミーとマツ 第12話「張り込み先の珍家族」(1980年、TBS / 大映テレビ)
- 斬り捨て御免!(12ch / 松竹)
- 第1シリーズ 第26話「江戸城危機一髪」(1980年)
- 第2シリーズ 第5話「女呪いの双つぼくろ」(1981年) - 山崎源七郎
- 第3シリーズ 第10話「怪盗を追え 死のおとり作戦」(1982年) - 庄兵ヱ
- 雪姫隠密道中記 第8話「怨霊が住む城 -広島-」(1980年、MBS / S.H.P) - 工藤弥四郎
- 大激闘マッドポリス'80 第12話「潜行大作戦」(1980年、NTV / 東映) - 小田切
- 柳生あばれ旅 第4話「関所狸の七変化 -箱根-」(1980年、ANB / 東映)
- ザ・ハングマン(ABC / 松竹)
- ザ・ハングマン 燃える事件簿 第7話「亡者を呼ぶ金相場」(1980年) - 西沢
- ザ・ハングマン 第31話「サギ師野郎 危ない綱渡り」(1981年) - 黒崎
- ザ・ハングマンII 第9話「仮病の悪 大手術いびり出し作戦」(1982年) - 武藤
- 新ハングマン 第20話「生徒を売る非行教師」(1983年) - 国崎
- 旅がらす事件帖 第17話「明日に別れのたむけ花」(1981年、KTV / 国際放映) - 暮坂主水
- 闇を斬れ 第5話「恋姿・謎の美剣士」(1981年、KTV / 松竹) - 北沢孫九郎
- プロハンター 第5話「サタデー・ナイト・スペシャル」(1981年、NTV / セントラル・アーツ)
- 警視庁殺人課(ANB / 東映)
- 第6話「殺意のコネクション」(1981年)
- 第16話「ダイナマイト殺人事件・幻のチャンピオン」(1981年)
- 影の軍団(KTV / 東映)
- 文吾捕物帳(1982年、ANB / 三船プロ)
- 第11話「慕情の女」
- 第23話「ほくろ悪女いい女」
- 時代劇スペシャル(CX)
- はぐれ狼(1982年、ユニオン映画)
- 素浪人罷り通る (1982年、三船プロ)
- 鼠小僧次郎吉 必殺の白刃(1983年、三船プロ)
- 同心暁蘭之介 第35話「八丁堀は大騒ぎ」(1982年、CX / 杉友プロ)
- 松平右近事件帳 第44話「過去をもつ女にかかる濡れ衣」(1983年、NTV / ユニオン映画)- 政吉
- 月曜ドラマランド(CX)
- うっかり夫人・ちゃっかり夫人1(1983年)
- うっかり夫人・ちゃっかり夫人2(1983年)
- 意地悪お手伝いさん1(1984年)
- のんき君2(1984年)
- てんてん娘(1984年)
- 意地悪お手伝いさん2(1984年)
- まさし君(1985年)
- 特別機動少女隊 ホールド・アップ!(1985年)
- とことこトッコ姫(1985年)
- おさわがせ剣士 赤胴鈴之助(1985年)
- 心はロンリー気持ちは「…」II(1985年)
- 微熱MY LOVE(1985年)
- 一休さん2(1986年)
- 子供の日特別企画 シブがき隊のスシ食いネェ!(1986年)
- 意地悪ばあさん -春なお浅き志賀島 幻の金印の巻-(1987年)
- 未亡人は17才(1987年)
- セーラー服露天風呂 卒業旅行(1987年)
- 柳生十兵衛あばれ旅 第13話「狼の群の中へ」(1983年、ANB / 東映) - 赤座一覚
- 魔拳! カンフーチェン(1983年、YTV / 東宝) - 王李
- うちの子にかぎって…パート1 第3話「禁じられたアソビ」(1984年、TBS) - 深見信行
- 宮本武蔵(1984年、NHK)- 辻風典馬
- 特命刑事ザ・コップ 第9話「密室のギャルを救え!」(1985年、ABC / テレキャスト)
- 大河ドラマ / 独眼竜政宗(1987年、NHK) - 村田宗殖
- ラジオびんびん物語 第6話(1987年、CX)
- スリ三姉妹シリーズ(1988年 - 2000年、ABC / 東通企画) - 暴力スリ・川田
- もっとあぶない刑事 第5話「争奪」(1988年、NTV / セントラル・アーツ)- 徳丸一三
- 意地悪ばあさん 抱腹絶倒! 意地悪ギャグ決定版 (1989年、CX / 共同テレビ)
- 風子〜いつの日か風のように〜 (1990年、NHK)
- ビデオの王様(1990年、CX)
- 木曜ゴールデンドラマ / 金のなる木に花は咲く(1990年、YTV)
- 花王ファミリースペシャル / 大井川分校 女ペテン師(1990年、KTV)
- 女無宿人 半身のお紺 第13話「果てしなき旅にて候」(1991年、TX / C.A.L)
- 代表取締役刑事 第42話「静かなる男」(1991年、ANB / 石原プロ)
- 裏刑事-URADEKA- 第9話「イタリア発・殺人拳銃のルートを暴け!」(1992年、ABC / 松竹)
- 金曜ドラマシアター / 実録犯罪史シリーズ 浅虫温泉放火事件(1993年、CX)
- 新・西遊記 第1話 オープニングスペシャル(1994年、NTV)
- 花王 愛の劇場 / ママに宿題(1995年、TBS)
- いいひと。 第11話「走れ! 透明シューズに夢を乗せて…」(1997年、KTV / 共同テレビ)- 岩倉健之介
- 火曜サスペンス劇場 / 警視庁鑑識班(1998年、NTV) - 秋津武司
- お仕事です!(1998年、CX)
- 連続テレビ小説 / 私の青空(2000年、NHK) - 田中伝吉
- 女と愛とミステリー「寺田家の花嫁」(2001年、TX) - 及川清治
- TRICK2 第5話「妖術使いの森」(2002年、ANB / 東宝) - 大橋大三郎
- クニミツの政(2003年、KTV / AVEC) - 水島
- あなたの人生お運びします! (2003年、TBS)
- H2〜君といた日々(2005年、TBS) - 栄京学園高校 城山監督
- 天てれドラマ 第14話「ぼくがぼくであること」(2005年、ETV) - タケジロウ
- 連続テレビ小説 / 純情きらり(2006年、NHK) - 沖田徳治郎(主人公の祖父)
- おシャシャのシャン! (2008年1月10日、NHK) - 伊野谷村々長
- 猟奇的な彼女 第1話「史上最凶の純愛」(2008年4月、TBS)
- パズル 第9話「鬼が棲む! 人喰う呪いの村祭り」(2008年6月13日、ABC・EX / 東宝) - 山神喜十郎
- マイガール(2009年10月-12月、EX) - 室田長市
- 恋するキムチ(2011年5月4日、NHK岐阜) - 市長
- 仮面ライダーフォーゼ(2012年、EX / 東映) - 如月吾郎
- 第27話「変・身・却・下」(3月18日)
- 第44話「星・運・儀・式」(7月22日)
映画
- 拳銃を磨く男 あの女を探せ(1959年、東映) - 辰公
- 二発目は地獄行きだぜ(1960年、東映) - 王宝山の子分
- ボス表へ出ろ(1960年、東映) - 警官
- 花と嵐とギャング(1961年、東映) - 張本
- 考える葉(1962年、東映) - 塚口
- 太平洋のGメン(1962年、東映) - 竹林
- ギャング対Gメン 集団金庫破り(1963年、東映) - 石山
- 警視庁物語 全国縦断捜査(1963年、東映) - 中北金造
- 暗黒街大通り(1964年、東映) - 丹羽
- 飢餓海峡(1965年、東映) - 町田
- 昭和残侠伝シリーズ(東映)
- 昭和残侠伝(1965年) - 島田
- 昭和残侠伝 血染の唐獅子(1967年) - オートジャイロ
- 昭和残侠伝 吼えろ唐獅子(1971年)
- 昭和残侠伝 破れ傘(1972年) - 諸岡角造
- 網走番外地シリーズ(東映)
- 大陸流れ者(1966年、東映) - 魯達
- 地獄の掟に明日はない(1966年、東映) - 川上
- 極道シリーズ(東映)
- 帰ってきた極道(1968年) - 丸山
- 兵隊極道(1968年) - ゲンコツ
- 旅に出た極道(1969年) - 宋
- 獄中の顔役(1968年、東映)
- 人生劇場 飛車角と吉良常(1968年、東映) - 白鉄
- 博徒列伝(1968年、東映) - 出刃寅
- ごろつき(1968年、東映) - 風間
- 懲役三兄弟(1969年、東映) - 仁王
- 不良番長シリーズ(東映)
- 不良番長 送り狼(1969年) - 谷崎
- 不良番長 出たとこ勝負(1970年) - 立花
- 不良番長 暴走バギー団(1970年) - 二階堂泰造
- 不良番長 のら犬機動隊(1972年) - 木島
- 不良番長 一網打尽(1972年) - 三木
- 不良番長 骨までしゃぶれ(1972年) - 高田
- 現代やくざ 与太者仁義(1969年、東映) - 伊藤
- 組織暴力 兄弟盃(1969年、東映) - 鉄
- 現代任侠道 兄弟分(1970年、東映) - 白川守和
- 血染の代紋(1970年、東映) - 矢吹
- 任侠興亡史 組長と代貸(1970年、東映) - 桑島
- 博徒一家(1970年、東映) - 望月
- 新宿(じゅく)の与太者(1970年、東映) - 石島弘
- 暴力団再武装(1971年、東映) - 日高徹
- 日本やくざ伝 総長への道(1971年、東映) - 流れ者
- 関東緋桜一家(1972年、東映) - ドブ辰
- 現代やくざ 人斬り与太(1972年、東映) - 風間
- やくざと抗争 実録安藤組(1973年、東映) - 岩上
- 仁義なき戦いシリーズ(東映)
- 仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年) - 大友組幹部・浅野卓也
- 仁義なき戦い 頂上作戦(1974年) - 広能組若衆・河西勇
- 仁義なき戦い 完結篇(1974年) - 早川組組員・加賀亮助
- 新仁義なき戦い(1974年) - 工藤進
- 新仁義なき戦い 組長の首(1975年) - 宮井
- 新仁義なき戦い 組長最後の日(1976年) - 根本鶴吉
- 女囚さそり けもの部屋(1973年、東映) - 安達
- 実録安藤組 襲撃篇(1973年、東映) - 小沢警部
- 非情学園ワル ネリカン同期生(1974年、東映) - 小鹿
- 安藤組外伝 人斬り舎弟(1974年、東映) - 牧野
- 任侠花一輪(1974年、東映) - 宮下勲
- けんか空手 極真無頼拳(1975年、東映) - 神部十三郎
- 秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン(1976年、東映) - 黒十字軍総統
- やくざの墓場 くちなしの花(1976年、東映) - 江崎信久
- 新宿酔いどれ番地 人斬り鉄(1977年、東映) - 岩城正平
- ひぃ・ふぅ・みぃ(1988年、シネ・ロッポニカ) - 高宮喜三郎
- ふ・し・ぎ・なBABY(1988年、東宝) - 宮戸
- きんぴら(1990年、東映) - 桐山一人
- 撃てばかげろう(1991年、東映) - 木田政治
- いつかギラギラする日(1992年、松竹) - ヤクザ
- これがシノギや!(1994年、イメージファクトリー・アイエム) - 酒井竜之介
- 居酒屋ゆうれい(1994年、東宝) - 魚春
- ドリーム・スタジアム(1997年、東映) - バット職人
- 新 男樹(2000年、ミュージアム) - 蔵清次
- みんなのいえ(2001年、東宝) - 荒川Sr.
- 首領への道(2003年、シネマ・クロッキオ) - 藤村荘太郎
- ほたるの星(2004年、角川大映) - 田中さん
- しゃったぁず・4(2010年、アチーブス) - 金子治
- 日輪の遺産(2011年、角川映画) - 金原庄造
- ROUTE42(2013年、監督 - 瀬木直貴)
オリジナルビデオ
- 裏切りの明日(1990年、東映ビデオ)
- 凡! ボンバーマン(1990年、ハドソン / ファンハウス) - 親凡(白ボン) ※主演
- 悪役商会 狼たちの仁義(1991年、東映ビデオ)
- 死神の使者 DEATH MESSENGER(1991年、東映ビデオ)
- 天外魔境 電々の伝 電脳電撃カブキ伝(1993年、ハドソン / レッドカンパニー) - モースフィール祭司 ※ゲームの販促用としてイベント等で無償配布
- 雀鬼4 麻雀代理戦争(1994年、竹書房)
- カラス(1995年、東映ビデオ)
- ミナミの遊侠伝 なんぼのもんやねん2(1995年、ケイエスエス)
- 仁義なき野望(1996年、東映ビデオ)
アニメ映画
- ドラえもん のび太の宇宙小戦争(1985年、東宝) - ギルモア将軍
PV
バラエティ
- ドリフ大爆笑(1980年代、CX) ※コント内のヤクザ役などで度々出演。
- タケちゃんの思わず笑ってしまいました3(1984年3月、CX) ※コント「ザ・銀行強盗」のヤクザな支店長役。
- 超!よしもと新喜劇(1997年 - 1998年、MBS)
- ぶらり途中下車の旅(NTV)
- 二人の食卓(2009年3月28日、EX) ※同じ岡山県出身の有森裕子とゲスト出演。
- 美の壺 正月特番 「新春“邸宅スペシャル”」(2013年1月1日、NHK)
CM
- キューサイ青汁
- ※「まずいー!もう一杯!!」のキャッチコピーで有名。元々台本にあった台詞ではなく、実際に撮影で飲んだ際に思わず発した言葉がそのまま採用された。
- 公共広告機構(現:ACジャパン)「大人を逃げるな。」(2001年 - 2002年)
- 久光製薬
- 寅壱
- トイズファクトリー / ケツメイシ『ケツノポリス4』
- ボンバーマン (PCエンジン)(1990年、白ボン役)
- 神奈川県スポットCM「だめなものはだめ!」
- 岡山県消費生活センター(2011年)
プロ野球選手としての詳細情報
年度別投手成績
テンプレート:By2 | 東映 | 9 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | -- | -- | .000 | 86 | 22.0 | 18 | 3 | 4 | 0 | 1 | 9 | 0 | 0 | 10 | 8 | 3.27 | 1.00 |
テンプレート:By2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -- | -- | ---- | 20 | 4.1 | 6 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | 4 | 7.20 | 1.62 | |
テンプレート:By2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | -- | -- | ---- | 6 | 1.2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.00 | 0.60 | |
通算:3年 | 15 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | -- | -- | .000 | 112 | 28.0 | 25 | 5 | 5 | 0 | 1 | 13 | 0 | 0 | 14 | 12 | 3.86 | 1.07 |
---|
背番号
- 13 (1956年 - 1958年)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 ラボ・インタビュー 八名信夫さん - 『ラボ』日本衛生検査所協会機関誌、2014年3月号、pp.3 - 7
- ↑ 新入生ながら野球部の一軍に抜擢されたことによる先輩部員からのいじめ被害に耐えかね、合宿を脱走した経緯を持つ。当時上級生によるリンチが常態化しており、ある日いつものように先輩に殴られ78発まで殴られたのを数えていたが失神、介抱してくれた同期生の「このままだと、お前殺されるかもしれんぞ」の一言で脱走を決意し、その日のうちに合宿所を後にしたと回想している。
- ↑ 投球時にスパイクの歯がピッチャープレートに刺さったことが原因という。
- ↑ 八名自身の述懐は上記出典の通りであるが、八名がデビューした当時、王貞治はまだプロ入り前であり、実際に大川からどのように言われたのかは今となっては確認不可能である。
- ↑ データハウス 『こんにちは八名信夫です』より
- ↑ 6.0 6.1 6.2 元プロ野球投手・八名信夫 50年ぶりにマウンドへ - 東スポweb2014年5月5日
- ↑ 7.0 7.1 八名信夫さんが“まずい”ワンバウンド始球式 - サンケイスポーツ2014年5月5日
- ↑ NHK総合テレビジョン 『ゆうどきネットワーク』 2008年5月7日放送より
関連項目
- 浜慎二 (高校の同級生で友人)