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テンプレート:Infobox 仮名

五十音
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いろは順

は、日本語音節の一つであり、仮名の一つである。1モーラを形成する。五十音図において第6行第3段(は行う段)に位置する。清音の他、濁音(ぶ、ブ)と半濁音(ぷ、プ)を持つ。

概要

ファイル:ふ-bw.png
「ふ」の筆順
ファイル:フ-bw.png
「フ」の筆順

ふ に関わる諸事項

  • あ行の文字を後続させて、ふの子音と他の母音を合わせた音を表す。このとき、後続するあ行の文字は拗音同様、一般に小さく書く。これらの音のローマ字は一般にfa、fi、fe、foとなる。
  • このように「ふ」も含め、ローマ字に「f」を使い、外国語の/f/の発音を音写するが、唇歯摩擦音である/f/と無声両唇摩擦音である「ふ」の子音(ɸ)とは別の音である。
  • 無声鼻腔摩擦音を「ふ」で表すことがある(例:「ふん」と鼻で笑う)。
  • 平仮名の「ふ」は、ファイル:ふ0001.pngのように上が離れる字体とファイル:ふ0002.pngのように続く字体がある。
  • インターネットスラングでは、英数字入力での「2」の位置とひらがな入力の「ふ」の位置が同じで、「2」を意味する(→みかか)。主に数字等のあからさまな表記を避ける場合に用いられる。
  • は行の中で調音点が異なっている。「は、ひ、へ、ほ」と同じ調音点で発音すると[hu]となるが、これは日本語にはない音であり、対応する文字もない。外来語などに用いる際は「ホゥ」と表記される。訓令式ローマ字表記の「hu」も、「ホゥ」と発音される事がある。
  • 福島県旗は平仮名の「ふ」を図案化したものがデザインされている。

関連項目

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