秋田車両センター

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テンプレート:車両基地 秋田車両センター(あきたしゃりょうセンター)は、秋田県秋田市楢山城南新町にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の車両基地である。同社秋田支社の管轄。旧称「南秋田運転所」。

「秋田総合訓練センター」が併設されており、運転士車掌の訓練などに利用されている。

歴史

  • Xxxx年:秋田機関区発足[1]
  • 1971年(昭和46年)3月5日秋田運転区発足。
    • 秋田駅構内の旅客車検査作業などの能力不足と、増大する輸送量に対処して1966年から建設中であったもの。配置車両は客車180両および気動車96両。
  • 1987年(昭和62年)3月1日:国鉄分割民営化を控え、秋田機関区の旅客列車部門を秋田運転区秋田支所として分離する。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、秋田運転区は東日本旅客鉄道(JR東日本)東北地域本社秋田支店、秋田機関区を日本貨物鉄道(JR貨物)東北支社に継承される。
  • 1992年平成4年):秋田運転区が南秋田運転所に改称。同時に秋田運転区秋田支所を南秋田運転所秋田支所に改称。
  • 1993年(平成5年)12月1日:南秋田運転所秋田支所廃止。
  • 2004年(平成16年)4月1日:組織改正に伴い、秋田車両センターに改称。
  • 2005年(平成17年)7月1日ISO 9001認証取得。

配置車両の車体に記される略号

  • 旅客車:「秋アキ」…秋田支社を意味する「秋」と、電略で秋田を意味する「アキ」から構成される。
  • 機関車:「」…秋田を意味する「秋」から構成される。

配置車両

主に秋田新幹線をはじめ、奥羽本線新庄駅 - 青森駅)・羽越本線鶴岡駅 - 秋田駅)・田沢湖線などで運行される車両が配置されている。2014年4月1日現在の配置車両は以下の通り[2]

新幹線電車 在来線電車 気動車 機関車 客車 貨車 合計
210両 124両 68両 5両 1両 34両 442両

新幹線用電車

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  • E3系(49両)
    • 0番台6両編成(R編成)7本と旧R編成の7両を配置。2014年3月に秋田新幹線からは撤退し、現在は東北新幹線「やまびこ」「なすの」の増結車として運用される。

在来線用電車

  • 583系(6両)
    • 6両編成1本が配置され、臨時列車で運用される。
    • 現在配置されている編成は仙台車両センターから転入してきたもので、それまで使用されていた編成は廃車となった。
  • 701系(118両)
    • 0番台3両編成13本・2両編成25本・100番台3両編成1本・2両編成3本・5000番台2両編成10本を配置。
      • 0番台・100番台は奥羽本線(新庄駅 - 秋田駅 - 青森駅)・津軽線(青森駅 - 蟹田駅)・羽越本線(鶴岡駅 - 秋田駅)で運用される。
      • 5000番台は標準軌専用で田沢湖線全線で運用される。大曲駅 - 秋田駅間は出入庫回送扱いであるが、 臨時列車で客扱いをすることがある。
      • 盛岡側には留置線はあるものの整備施設がないため、当センターで全整備を実施する。当初は仙台総合車両所(現・新幹線総合車両センター)で全般検査等を実施する予定であったが、当センターでの実施に変更となった。そのため仙台入場の実績はない。

在来線用気動車

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  • キハ40形(29両)
    • 500番台24両・1000番台1両・2000番台4両を配置。500番台は五能線男鹿線で、1000番台・2000番台は男鹿線で運用される。
  • キハ48形(32両)
    • 500番台15両、700番台4両、1500番台12両、1700番台1両を配置。奥羽本線、五能線で運用され、ジョイフルトレインリゾートしらかみ」4両編成2本(橅・くまげら編成)と「クルージングトレイン」2両編成1本が在籍する。
    • 「クルージングトレイン」は元「リゾートしらかみ・青池編成」で4両編成を組んでいたが、後述のHB-E300系が登場したことから中間の2両を橅編成とくまげら編成にそれぞれ1両ずつ組み込み、「リゾートしらかみ」は全編成が4両編成となった。残った先頭車2両で新たに「クルージングトレイン」として使用が開始された。

在来線用客車

在来線用機関車

  • DE10形ディーゼル機関車(3両)
    • 主に事業用工事列車(バラスト輸送)・臨時列車(寝台特急の北上線迂回)・北上線経由の客車回送列車などを牽引。

在来線用貨車

過去の配置車両

テンプレート:Vertical images list キハ58形・キハ28形気動車(アコモデーション改造車)

  • 奥羽本線から花輪線へ直通する快速列車で運用されていた。もと急行よねしろ」用として室内アコモデーションの大幅な改善、側面方向幕の設置など大規模な改造が施工されていた。2008年3月15日のダイヤ改正で前述の快速列車が廃止されたのに伴い定期運用も終了。キハ58形・28形ともに2両ずつ計4両が、波動用として残存したものの同年6月に五能線「海彦山彦号」として運転されたのを最後に、同年10月に廃車解体された。

キハ58系・キハ28系・キハ22形気動車

キハ59形・キハ29形気動車

  • ジョイフルトレイン「エレガンスアッキー」と「おばこ」の3両編成2本が所属していた。後者は、秋田新幹線開業以前は「こまち」という愛称が付与されており、「こまち」が秋田新幹線の列車愛称名になったことにより「おばこ」に変更された。2005年頃より休車扱いとなり、2006年3月に廃車となった。

キハ110形・キハ111形・キハ112形気動車

20系客車

  • 寝台特急「あけぼの」に使用、1980年に24系客車へと置換えられた。

24系客車

  • 「あけぼの」のほか1982年以降は共通運用を組んだ「ゆうづる」・「出羽」にも投入。1988年の「北斗星」運転開始により運用上の都合から尾久客車区(現・尾久車両センター)と青森運転所に配置全車が転出した。

14系客車

  • 座席車のみが配置され、「つばさ」や「おが」といった臨時特急・急行列車を中心に運用された。

12系客車

50系客車

  • 奥羽本線・羽越本線・男鹿線で運用。

DD18形ディーゼル機関車

キヤ191系

  • 2003年にキヤE193系気動車 (East i-D) へ置換えられ、廃車された。

DD51形ディーゼル機関車

  • 電化前の奥羽本線や羽越本線で広く運用され、両線の電化後も1996年まで男鹿線の旅客・貨物列車用として配置されていた。

DD14形ディーゼル機関車

DE15形ディーゼル機関車

  • ラッセル式除雪車。

485系電車

  • 特急つばさ」・「たざわ」「かもしか」用として多数の編成が配置されていたが、山形新幹線や秋田新幹線の開業によりその数を減らした。最後は「かもしか」用の車両が残存していたが、2011年度までに全車両が廃車となった。

DF50形ディーゼル機関車

DF90形ディーゼル機関車

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:日本の新幹線

テンプレート:東日本旅客鉄道秋田支社
  1. 開設日不明だが1942年時点存在している『最新客貨車関係法規便覧』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
  2. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「railfan201407」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません