越後川口駅
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越後川口駅(えちごかわぐちえき)は、新潟県長岡市東川口にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
上越線と飯山線が乗り入れており、このうち上越線を所属線としている[1]。飯山線は当駅が終点であるが、1日2往復、飯山線と信越本線長岡駅との直通列車が設定されている。
駅構造
丘陵地の北斜面に単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅。両ホームと駅舎は地下通路で連絡している。島式ホームは上越線ホームで、カーブになっている。
長岡駅が管理する業務委託駅で、ジェイアール新潟ビジネスが駅業務を受託している。駅舎内にはみどりの窓口、自動券売機のほか、自動販売機などが設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color飯山線 | 十日町・森宮野原・戸狩野沢温泉・飯山・長野方面 | ||
テンプレート:Color上越線 | (下り) | 小千谷・長岡方面 | (飯山線からの直通列車) | |
2 | テンプレート:Color上越線 | (下り) | 小千谷・長岡・新潟方面 | |
3 | テンプレート:Color上越線 | (上り) | 小出・浦佐・六日町・越後湯沢・水上・高崎方面 |
利用状況
- 2013年度の1日平均乗車人員は219人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均乗車人員 |
2000 | 284 |
2001 | 289 |
2002 | 272 |
2003 | 263 |
2004 | 206 |
2005 | 199 |
2006 | 211 |
2007 | 214 |
2008 | 213 |
2009 | 188 |
2010 | 189 |
2011 | 199 |
2012 | 209 |
2013 | 219 |
駅周辺
長岡市川口地域(旧川口町)において、信濃川とその支流の魚野川が合流する。当駅は上越線に飯山線が接続する駅であるが、上越線の当駅以北と飯山線が信濃川、上越線の当駅以南が魚野川に沿っている。
- 長岡市川口支所
- 新潟県道197号向山越後川口停車場線
- 国道17号
- 越後川口IC・SA(関越自動車道)
- スーパー安田屋(あんたや)
バス路線
駅から徒歩数分の国道上に越後交通系列バス停、駅前の長岡市役所川口支所から川口地域バスが運行されている。
- 川口駅角バス停
- 南越後観光バス
- 小出営業所 行
- 小千谷上ノ山 行
- 越後柏崎観光バス
- 川井経由南中学校 行
- 小千谷本町 行
- 南越後観光バス
歴史
- 1921年(大正10年)8月5日 - 上越北線・東小千谷 - 越後川口間開業の際に開設。
- 1922年(大正11年)8月1日 - 上越北線・越後川口 - 越後堀之内間が延伸開業。
- 1927年(昭和2年)6月15日 - 十日町線(現・飯山線)・越後川口 - 越後岩沢間が開業。
- 1931年(昭和6年)9月1日 - 上越線全通により上野駅発着の列車が停車。
- 1947年(昭和22年)10月1日 - 上越線・石打 - 長岡間(宮内 - 長岡間は信越本線)が電化。
- 1966年(昭和41年)11月22日 - 上越線・北堀之内 - 越後川口間が複線化。
- 1967年(昭和42年)7月4日 - 上越線・越後川口 - 山辺信号場(越後川口 - 小千谷間に設置)が複線化、同時に同信号所は廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 上越新幹線の上野乗り入れに伴い、急行「佐渡」が廃止。当駅に停車する上野発着の直通優等列車が消滅。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 飯山線・上越線直通急行「野沢」廃止。当駅停車の優等列車が消滅。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2004年(平成16年)10月23日 - 新潟県中越地震により被災。
- 2004年(平成16年)12月27日 - 越後川口 - 越後滝谷間、上り線を使用した単線運転で上越線全線で運転再開。すべての夜行列車と半数以上の普通列車、貨物列車は運休。
- 2005年(平成17年)3月25日 - 越後川口 - 越後滝谷間の下り線が復旧し、上越線全線で複線運転を再開。夜行列車や、普通列車および貨物列車の多くが運転再開。
- 2009年(平成21年)3月14日 - 上越線CTC化により、運転要員の配置を廃止。同時に窓口営業時間短縮、早朝夜間無人化。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 業務委託化。越後川口駅長を廃止。
その他
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color上越線
- テンプレート:Color飯山線
- 内ヶ巻駅 - 越後川口駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:飯山線- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年