松紳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年6月5日 (木) 18:24時点における36.2.38.251 (トーク)による版 (スタッフ)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

松紳』(まつしん)は、2000年10月5日から2006年3月30日まで日本テレビ系列で放送されたトーク番組。出演は、島田紳助ダウンタウン松本人志

広島テレビ制作の『松本紳助』(まつもとしんすけ)としてスタート。「ZZZ」枠などで放送された。2003年4月より、日本テレビ制作に移行された(その後も広島テレビや読売テレビのスタッフも一部関わった)。

概要

紳助と松本のアドリブトークや、スタッフや視聴者から出されたお題・悩み相談に基づいたトークが中心。女性アイドルオーディションなどトークから発展した企画も行った。

2003年頃からは30分間トークを番組の基本形態としながらも、番組初のロケを実施してイカ釣りをしたり、視聴者から募った「メルヘンチックな話」をVTR形式で紹介、それをもとにトークするという変則的な形態で番組を行うことが多かった。また、「メルヘンチックな話コーナー」ではVTRの内容をそのまま受け取る松本に対し、紳助がVTR中の人物の言動の裏に秘められた意味を解説する事が多かった。

2006年3月23日には初のゴールデン特番「松本紳助ゴールデン!」が放送された。(21:15 - 23:09) また、番組は2006年3月いっぱいをもって終了すると同年3月3日の放送(関東)で発表された。

スタジオセットは何度かマイナーチェンジはしているものの、一貫してレストランの窓側の席をイメージしたセットとなっている。

エピソード

何度か番組内で、沖縄県宮古島産の完熟マンゴーが紹介され、それがきっかけで一時的なマンゴーブームも巻き起こした。また、ルタオの「ドゥーブル・フロマージュ」も、あまり好んで洋菓子を食することのない紳助が「これは美味い!」と絶賛、人気に火がついた(放送後、紳助がもう一度買おうと注文したところ2週間待ちと言われた)。後日、「時間が時間だけに美味そうに見えるしな」と冗談交じりに語っていた。

2004年10月に紳助が女性マネージャーに対する傷害事件を起こし、番組を一時降板していた期間は松本とプライベートで親交の深い木村祐一千原兄弟千原ジュニア東野幸治が代役を務めた。

番組開始当初から紳助・松本とスタッフによる打ち合わせはほとんど行われておらず、ほぼぶっつけ本番で収録されていた。特に食べ物の企画の際は、知らずに食事を済ませたり、友人と食事の約束をした後の収録において企画内容を説明されるので、「おいしく食べられない」と嘆く2人の姿があった。「松本紳助ゴールデン!」でさえ、本番が始まってから急遽打ち合わせを始めるほどであった。最終的には、紳助から「この番組は(スタジオに)来るのが仕事や」と言われたこともあった。

エンディングテーマ

「松本紳助」時代

「松紳」に名義変更

エンディング前 募集告知時のテーマ

放送時間

日本テレビでは木曜24:50 - 25:20だが、地域によって放送時間が異なる。(※)は非NNS加盟局。(←なお、四国放送などの一部地域(主に非マストバイ局)では編成上の理由等でZZZ枠打ち切りをもって番組自体、ネット打ち切りとなった)

スタッフ

過去のスタッフ

書籍

  • 松本紳助(2001年12月)
  • 裏松本紳助(2002年10月)
  • 松紳(2004年6月) - 以上ワニブックスから発売。番組のトーク等をまとめたもの。
  • 哲学(2002年3月、幻冬舎) - 2人による書き下ろしエッセイ

テンプレート:ZZZ テンプレート:前後番組 テンプレート:島田紳助