広島県道395号川南近田線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2012年11月6日 (火) 20:30時点における122.30.36.84 (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox road 広島県道395号川南近田線(ひろしまけんどう395ごう かわみなみちかたせん)は、広島県福山市神辺町川南と同市駅家町近田を結ぶ市内間連絡の一般県道である。

概要

国道182号府中・新市方面との連絡路として利用されている。ロードサイド店舗が建ち並ぶ国道486号と並行しており、表通りの様相を見せる国道486号に対し、裏通り的な路線ではあるものの、混雑が慢性化している国道486号の迂回路の役割も果たしている。

路線データ

  • 起点:福山市神辺町川南 「片山北交差点」 (国道182号 〔国道314号 重複〕 交点)
  • 終点:福山市駅家町近田 「近田東交差点」 (国道486号 交点)
  • 総延長:‐
  • 実延長:4.5km

歴史

前身は、広島県道24号福山上下線の一部であり、同県道のバイパスであった都市計画道路駅家神辺線(現:国道486号)と並行する旧道部分。1993年平成5年)4月1日に福山市駅家町近田(近田東交差点)から府中市父石町[ちいしちょう](父石交差点)の間が国道486号に昇格し、主要地方道から一般県道に降格していたものの、その処遇が決まらぬままとなっていた。その後、広島県道395号川南近田線として認定され、一般県道となっていた広島県道24号福山上下線が廃止され、現在に至る。

広島県道395号は、1972年昭和47年)11月1日の県道番号再編(告示は伴わなかった。)の際、府中市木野山町を通る箱田市場線の県道番号として使用されたが、発展解消的存在の広島県道402号金丸市場線認定に伴い、わずか23日後の同年11月24日広島県告示第984号で廃止され、それから約23年半に渡って欠番状態にあったという歴史がある。なぜ広島県道395号金丸市場線にしなかったのかは定かではない(県道番号の地域的不整合の解消が理由か?)が、(告示しないまま行うことが多いため、時期は明確ではない都道府県が多いが)都道府県道番号再編から1ヶ月以内に廃止されたのは、広島県道395号箱田市場線だけである。

沿革

  • 1996年4月25日 広島県告示第469号により認定される。
  • 1997年1月16日 広島県告示第61号により全線の区域が決定する。
  • 1998年8月27日 広島県告示第857号により広島県道24号福山上下線が廃止され、同路線との重用関係が消滅する。
  • 2006年3月1日 深安郡神辺町が福山市に編入されたことに伴い、全区間が福山市域のみを通る路線になり、併せて起点の地名表記が変更される(深安郡神辺町川南 ⇒ 福山市神辺町川南)。

路線状況

歩道のない箇所もあるが、かつて主要地方道だったこともあって全線2車線化されている。

バイパス

  • 計画あり
    起点の片山北交差点からJR福塩線井原鉄道井原線神辺駅西口広場に至る都市計画街路が計画されており、全線開通すれば路線名称が変更される可能性もあるものの、住民の強硬な反対により道路建設やそれに付随する区画整理事業は全く進んでいない(完成しているのは神辺駅西口広場・広島県道393号粟根神辺線間のみ)。また、福山市御幸町森脇では森脇三差路を回避するバイパス計画が存在するものの、周辺の道路整備が進んで以前ほど渋滞しなくなったことなどもあって全く着手されていない。

主な橋梁

  • 白鷺橋 (福山市神辺町川南 - 福山市御幸町中津原 間、高屋川
  • 蓬莱橋 (福山市駅家町坊寺、服部川

地理

通過する自治体

  • 福山市

接続道路

文化

並行する旧街道

関連項目