ZZZ
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『ZZZ』(ズィー[1])は、1997年(平成9年)9月29日から2003年(平成15年)3月28日まで日本テレビ系列局で放送された深夜のエンターテインメントゾーン。各種深夜番組を日替わりで放送していた放送枠の名称である。
目次
概要
この放送枠は大きく分けて日本テレビ製作の番組『スポーツMAX』と、各地の系列局(初期の頃は日本テレビも加わっていた)が製作した各種エンターテインメント番組(30分番組を毎日2本ずつ)から成り、これらを組み合わせて放送していた。放送初期では坂上みきをMCに迎えた5分間のトーク番組『i・z』も放送された。なお、スポーツMAXは2002年4月より『きょうの出来事』内にインサートされ、この枠からは外れた。
この枠の創設の目的は、地方系列局の自社番組製作の能力向上にあった。そのため日本テレビは、製作に参加する系列局の担当スタッフを日本テレビに呼び寄せ、バラエティ番組のプロデュース方法の研修を行った。
しかし出来上がった番組は、著作権こそ系列局が持っているものの、実際の制作は東京の制作プロダクションに丸投げしているものが多かった。
放送時間
- いずれも日本標準時
時期 | スポーツMAX | 1部 | i・z | 2部 | |
---|---|---|---|---|---|
1997.9.29 | 1999.3.26 | 23:25 - 23:45(20分) | 23:45 - 24:15(30分) | 24:15 - 24:20(5分) | 24:20 - 24:50(30分)[2] |
1999.3.29 | 2000.9.29 | 23:25 - 23:37(12分) | 23:37 - 24:12(35分) | (放送終了) | 24:12 - 24:47(35分) |
2000.10.2 | 2002.3.29 | 24:12 - 24:45(33分) | |||
2002.4.1 | 2002.9.27 | (『きょうの出来事』に内包) | 23:55 - 24:25(30分) | 24:25 - 24:55(30分) | |
2002.9.30 | 2003.3.28 | 24:20 - 24:50(30分) | 24:50 - 25:20(30分)[3] |
※ただし、1997年10月から2002年9月までの金曜日は、全てこれの30分遅れの時刻となる。
製作に参加した放送局
放送された番組
※¹ - 別枠に移行。
※² - のちに『夜は別バラ22:54』に移行。
月曜1部
- 鉄腕!DASH!!(日本テレビ、1997年度後期) ※¹
- ロンブー荘青春記(日本テレビ、1998年度前期)
- 号外!!爆笑大問題(札幌テレビ、 1998年度後期)
- つよチャン堂本舗(日本テレビ、1999年度前期)
- ネプ中(広島テレビ、1999年度後期)
- ヤミツキ(中京テレビ、2000年度全期)
- 秘密の爆笑大問題(札幌テレビ、2001年度全期)
- 秘密の超爆笑大問題(札幌テレビ、2002年度前期)
- 爆笑問題のススメ(札幌テレビ、2002年度後期)
月曜2部
- ホリーマウンテン(日本テレビ、1997年度後期)
- 号外!!爆笑大問題(札幌テレビ、1998年度前期)
- 恋のチューンネップ(広島テレビ、1998年10月 - 1999年9月)
- 三宅裕司のワークパラダイス(山口放送、1999年度後期)
- あけすけ(広島テレビ、2000年度前期)
- アッコとマチャミのテレビ(福岡放送、2000年度後期)
- アッコとマチャミの新型テレビ(福岡放送、2001年4月 - 2002年9月)
- ろみひー(中京テレビ、2002年度後期)
火曜1部
- 香取慎吾の天声慎吾(日本テレビ、1997年10月 - 1999年3月) ※¹
- ろみひー(中京テレビ、1999年4月 - 2002年9月)
- アッコとマチャミの新型テレビ(福岡放送、2002年度後期)
火曜2部(2002年9月に廃枠)
- 新橋ミュージックホール(読売テレビ、1997年10月 - 1998年9月)
- 所的蛇足講座(福岡放送、1998年10月 - 2000年3月)
- ホットパンツ(福岡放送、2000年度前期)
- 三宅裕司のドシロウト(山口放送、2000年10月 - 2002年9月)
水曜1部
水曜2部(2002年9月に廃枠)
- いろもん(日本テレビ、1997年10月 - 1998年9月)
- マチャミの全部いただきっ!!(中京テレビ、1998年10月 - 1999年9月)
- ヤミツキ(中京テレビ、1999年度後期)
- 三宅裕司のドシロウト(山口放送、2000年度前期)
- 松本紳助(広島テレビ、2000年度後期)
- あんたにグラッツェ!(中京テレビ、2001年4月 - 2002年9月) ※²
木曜1部(2002年9月に廃枠)
- Kissだけじゃイヤッ!(読売テレビ、1997年10月 - 2002年9月) ※²
木曜2部(1998年9月に廃枠)
- ビリビリさせて(中京テレビ、1997年度後期)
- マチャミの全部いただきっ!!(中京テレビ、1998年度前期)
- 補足
- 1998年10月以降は、以前金曜1部の後に放送されていたHONDA一社提供のモータースポーツ情報番組『U・S』(のちの『U・S改』・『BOON!』・『MOBI』)が移動してきたため、その放送枠確保のため、木曜日の2部枠を段階的に終了した。代わって『ZZZ』金曜2部が新設された。
金曜1部
金曜2部
- 新橋ミュージックホール(読売テレビ、1998年度後期)
- GIRLS²(日本テレビ、1999年度全期)
- フライデーナイトはお願い!モーニング(テレビ岩手[4]、2000年4月 - 2001年9月)
- D-TODAY(日本テレビ、2001年度後期)
- Chanoma Girls(中京テレビ、2002年度前期)
- 三宅裕司のドシロウト(山口放送、2002年度後期)
月-金1部と2部の間
番組の移りかわり
第1部 | |||||
---|---|---|---|---|---|
放送期間 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
1997年10月 - 1998年3月 | 鉄腕!DASH!! | 香取慎吾の天声慎吾 | 中居くん温泉H | Kissだけじゃイヤッ! | HAMASHO |
1998年4月 - 1998年9月 | ロンブー荘青春記 | ろみひー | |||
1998年10月 - 1999年3月 | 号外!!爆笑大問題 | ||||
1999年4月 - 1999年9月 | つよチャン堂本舗 | ろみひー | 号外!!爆笑大問題 | ||
1999年10月 - 2000年3月 | ネプ中 | フジリコ | |||
2000年4月 - 2001年3月 | ヤミツキ | ||||
2001年4月 - 2002年3月 | 秘密の爆笑大問題 | 松本紳助 | |||
2002年4月 - 2002年9月 | 秘密の超爆笑大問題 | ||||
2002年10月 - 2003年3月 | 爆笑問題のススメ | アッコとマチャミの新型テレビ | (廃枠) | HAMASHO | |
第2部 | |||||
放送期間 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
1997年10月 - 1998年3月 | ホリーマウンテン | 新橋ミュージックホール | いろもん | ビリビリさせて | (放送無し) |
1998年4月 - 1998年9月 | 号外!!爆笑大問題 | マチャミの全部いただきっ!! | |||
1998年10月 - 1999年3月 | 恋のチューンネップ | 所的蛇足講座 | マチャミの全部いただきっ!! | (廃枠) | 新橋ミュージックホール |
1999年4月 - 1999年9月 | GIRLS² | ||||
1999年10月 - 2000年3月 | 三宅裕司のワークパラダイス | ヤミツキ | |||
2000年4月 - 2000年9月 | あけすけ | ホットパンツ | 三宅裕司のドシロウト | フライデーナイトはお願い!モーニング | |
2000年10月 - 2001年3月 | アッコとマチャミのテレビ | 三宅裕司のドシロウト | 松本紳助 | ||
2001年4月 - 2001年9月 | アッコとマチャミの新型テレビ | あんたにグラッツェ! | |||
2001年10月 - 2002年3月 | D-TODAY | ||||
2002年4月 - 2002年9月 | Chanoma Girls | ||||
2002年10月 - 2003年3月 | ろみひー | (廃枠) | (廃枠) | 三宅裕司のドシロウト |
特別番組
番組開始前日の番組対抗ボウリング大会
これは、『ZZZ』が始まる数日前に『スポーツMAX』のキャスター陣と一部のバラエティ枠の出演者が女子プロボウラーと組んでの1ゲーム・トーナメント戦で優勝賞品の海外旅行を賭けて行われた。また番組内では「スポーツMAX」と内包するバラエティ番組の紹介をした。
超豪華人気番組大集合!! ZZZまつり
これは、1999年12月26日の19:00~20:54に放送された特番である(NNN30局ネット)。『ザ!鉄腕!DASH!!』『特命リサーチ200X』は年末編成で休止となった。
『ZZZ』内放送番組の出演者が各番組に関する内容のクイズやゲームに挑むバラエティ番組として放送された(『スポーツMAX』は参加しなかった)。『スーパークイズスペシャル』に近い形を採っていたが、『ZZZ』内の番組では無かった『いろもん貳』の出演者である笑福亭鶴瓶、今田耕司、東野幸治の3人がスタジオの入り口手前で各放送番組の出演者とトークをするコーナーが放送の合間に挿まれていた。
なお、19時台の日立製作所と20時台の積水ハウスはこの特番のスポンサーには付かなかったため、提供は別スポンサーに差し替えられていた。
因みに、スタジオ内には得点ボードはなく、全てスタッフの手書きとなっていた。(最終問題〈逆転クイズではない〉終了後いきなり得点発表といった形だった)
脚注
関連番組
- バリューナイト - この番組の流れから中京テレビ、よみうりテレビも製作に関与。
外部リンク
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