橘しんご

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橘 しんご(たちばな しんご、1966年2月18日 - )は日本DJパーソナリティ、フリーキャスター。本名・同じ(ただし、しんごは漢字表記)。福岡県出身。血液型O。既婚。東京外国語大学中国語学科卒業。第38回ギャラクシー賞 DJパーソナリティー賞受賞 (2001年)。

出演番組

現在の出演番組

ラジオ

  • SHINGO'S RADIO SHOW ~NIHGT☆FEVER~(2014年4月-)(MUSIC BIRD

過去の出演番組

テレビ

ラジオ

※Kiss-FM KOBE、BAN-BANラジオの番組は全てSHINGO名義で出演。

舞台

  • COUGH〜掟破りの逆サソリ〜(1998年/神戸アートビレッジセンター)
  • 立噺亭〜撃つなら俺の友を撃て〜(1999年/大阪中津ミノヤホール、桂かい枝と共演)

人物

効果音を巧みに取り入れた独自のスタイルで人気を博す。Kiss-FM KOBE在籍時代には、積極的にネタになるコーナーを立ち上げ、リスナー(同局ではキスナーと呼ばれる)から投稿ネタを募集していた。当時は1回の放送時間内に何通もネタが採用されるなど熱狂的なファンも多く、また、持ち前のネタの転がし方や声色を使い分ける器用さから、名物パーソナリティーとして人気を博し、当時はSHINGO師匠という愛称で親しまれていた。作家や役者としても活躍し、2001年度ギャラクシー賞 DJパーソナリティ賞も受賞した。週刊誌等から記事を拾い、独自の切り口から解説する「タチヨミスト橘しんごの雑誌チェック」は、現在PodCast等にて配信されている。

DC制度
Kiss-FM KOBEにて、『Kissner's chart Attack』を担当していた頃、あるリスナーから番組宛に送られたお便りがきっかけで、リスナーを弟子に認定した。これに端を発し、以降、リスナーや同局在籍の他パーソナリティーからも師匠と呼ばれ、親しまれていた。
弟子には、キスナーが指定されたコーナーでお便りが採用されたり、または「新弟子審議委員会(通称:しんしん)」の審査を受けるとなることができた(詳しくは認定基準の項を参照)。『Kissner's chart Attack』放送から『Shingo's Web Show〜LOVE〜』終了までの期間に、最終的に約4000人程度の弟子が生まれた。
その中にはGARNET CROWのキーボーディスト・AZUKI七などの著名人も数名含まれていた。Kiss-FMのガバレッジ人口にあわせた2000万人が弟子数目標[1]で、2000万人の弟子が集まったらDC集会を開いて、近くのファミリーレストランにSHINGO師匠を先頭にご飯を食べに行き、来客人数を尋ねた店員に本当に2000万人いるところを見せて驚かせる目的があった。
認定基準
基本的に番組に送られたネタが良いアイディアであると認められた時に選ばれる。『SHINGO'S RADIO SHOW〜N.E.T.A.〜』、『SHINGO'S RADIO SHOW〜花鳥風月〜』時代でも同様である。
特典
新弟子に認定されたキスナーには、各自が本名・住所等の情報と共に、特技を記入の上、番組宛に申請を行うことで、DC番号入りの「DCカード」が贈呈された。
KCA時代はKCA新聞を受け取ることができた。
DC番号は番組中で名前と一緒に読まれた(「○○番弟-SHINGO(でしんご)」と呼ばれる)。
新弟子認定されたキスナーは「DCネットワーク」(キスナーからのお便りを紹介するコーナー。その後、エンディングでの発表に変わった)で発表され、また、弟子はこのコーナーで優先的にお便りが紹介される特権があった。
DC集会
SHINGO師匠の下に弟子たちが一堂に会する年に1度のイベント。それぞれの特技を披露したり、お楽しみ抽選会が行われたり、師匠が着用しているつなぎに弟子たちが自分の名前をサインしたりと、番組リスナーのコミュニケーションの場として機能していた。各番組内で使われるジングル収録もこのときに行われた。
年に1回、夏や秋に、須磨海岸、南京町神戸MOSAIC、Kiss-FM本社横、姫路市キャスティ21、神戸国際会館前、西出公園(神戸市兵庫区)で行われた(当日雨天だったため、DC集会が中止になった回も一度ある)。最後のDC集会ではSHINGO師匠が当日集まった弟子一人一人と一緒に撮影したポラロイド写真が各自に贈られた。

楽曲

『Kissner's chart Attack』のテーマ曲『Kissner's chart Attack No.1』(『アタックNo.1』の替え歌)を歌っていた。音盤化はされていない。

脚注

  1. その後、Kiss-FMのタイムデザイン(タイムテーブル)のガバレッジ人口が1300万人に表記が変更される。

関連項目

外部リンク