Sum 41

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テンプレート:Infobox Musician Sum 41サム・フォーティーワン)は、カナダオンタリオ州エイジャックス出身のロックバンドである。

バンド名の由来は、夏休みの41日目にメンバーが行ったワープド・ツアーで感銘を受け、この日から活動を開始したことによる。アメリカカナダの世界的パンクバンドで、日本をはじめ各国で絶大な人気を得ている。2006年ギターのデイヴが抜けてメタルの要素が抜け、4thアルバムでは新しいサウンドになった。2009年には新たなギタリストとしてトムが加わった。

2002年から2003年2004年と立て続けに来日し、サマーソニックにも出演した。 また、2010年に来日した際に、大阪のバーでボーカルのデリックが暴行を受け怪我をしたが、治療を施しステージに立った。

"We're All To Blame"は映画『ゴジラ FINAL WARS』の挿入歌に使用され、話題を呼んだ。また『スパイダーマン』の挿入歌の"What We're All About"も歌っている。『ファンタスティック・フォー』では、挿入歌として"Noots"を歌い、世界からゴールド、プラチナなど様々な賞を受け取っている。

2012年、第54回グラミー賞にて5thアルバムScreaming Bloody Murder収録曲"Blood In My Eyes"が、最優秀ハードロック・パフォーマンス賞にノミネートされた。

現メンバー

2006年にアヴリル・ラヴィーンと結婚。しかし2009年に離婚。実は内気な性格。スティーヴが歌う時には代わりにドラムを叩く。アヴリルのものによく似たモデルのギターを持つ(フェンダー社のテレキャスターまたはテレキャスターデラックス)。2人ともスクワイアからシグネイチャーのモデルが販売されている。また、ミュージック・ビデオでは、今ではあまり見かけないギブソン・マローダーをしばしば使用している事がわかる。パリスヒルトン等と交際していたことが判明している。
191cmとメンバーの中で身長が高く、童顔で痩せ身という外見とは裏腹に冷静で分析的な性格。マネージャー的な雑務もこなす。既婚者。時々歌うが、叫ぶような特徴的な歌い方をすることが多い。ベースピックで弾く。
  • トム・タッカー (Tom Thacker (Brown Tom)、1978年4月11日 - ) - リードギター、キーボード、ヴォーカル。
デイヴの脱退を受け、2007年よりツアーギタリスト・キーボーディストを務める。デイヴ同様、名前に"Brown"とあるが、白人である。カナダ出身のGobというバンドのフロントマンである。2009年、デリックの発表によりバンドの正式メンバーとして加入することが決定した。

旧メンバー

  • マーク・スピコラック (Mark Spicoluk) - ベース、ヴォーカル
  • マーク・コスタンゾ (Marc Costanzo) - リードギター
  • リチャード・ロイ (Richard Roy (Twitch)) - ベース、ヴォーカル
  • デイヴ・バクシュ (Dave Baksh (Brownsound)、1980年7月26日 - ) - リードギター、ヴォーカル
落ち着きがあって社交的な性格。あだ名の由来はが茶色いから。カナダ出身だが、インドガイアナの血を有している。生粋のメタルファンで、曲中にメタル・ギター・ソロを弾くなど積極的に曲にメタルの要素を取り入れていた。声域が広い。既婚者。2006年5月15日脱退。今後はクラシック・メタルのバンド、ブラウン・ブリゲード(en:Brown Brigade)を率いていく予定。彼の脱退に伴い、後任はアヴリル・ラヴィーンという噂が流れたが、関係者は一笑に付した。彼と現メンバーとの間のしこりはアルバム「All Killer No Filler」を出した辺りからあったらしく、デリックの曲作りはデイヴの楽しみやすい曲にすると気を使っていた。故に脱退したことは(自由な曲作りが出来るという意味で)肩の荷が下りたという。
ドラマーでありながら歌うのが好きで、ラップもよく歌う。ドラムのテクニックは若手パンクバンドの中ではかなり高い。オヤジギャグマシンガントークで突っ走る、ある意味メンバーで一番キャラが濃いと言える人物。過激なユーモアを好み、ライヴ・アルバムHappy Live Surpriseの特典DVDのグロテスクなコメディ・ムービーは彼が中心になって作った。撮影が好きで、自分たちのPVも何本か作った。オーストラリア人の彼女と結婚したとデリックが話している。モーラー奏法を体得しているらしい。2013年4月18日に脱退を発表した。

ディスコグラフィー

アルバム

シングル

  1. Makes No Difference (Half Hour Of Power、2000年
  2. Fat Lip (All Killer No Filler、2001年
  3. In Too Deep (All Killer No Filler、2001年)
  4. Motivation (All Killer No Filler、2002年
  5. Handle This (All Killer No Filler、2002年)
  6. What We're All About (Half Hour Of Power/スパイダーマン・サウンドトラック、2002年)
  7. Still Waiting (Does This Look Infected?、2002年)
  8. The Hell Song (Does This Look Infected?、2003年
  9. Over My Head (Better Off Dead) (Does This Look Infected?、2003年)
  10. We're All To Blame (Chuck/G.LASTS…TRIBUTE TO GODZILLA 50TH、2004年
  11. Pieces (Chuck、2005年
  12. Some Say (Chuck、2005年)
  13. No Reason (Chuck、2005年)
  14. March of the Dogs (Underclass Hero、2007年 PCでの先行配信)
  15. Underclass Hero (Underclass Hero、2007年)
  16. Walking Disaster (Underclass Hero、2007年)
  17. With Me (Underclass Hero、2008年
  18. Screaming Bloody Murder (Screaming Bloody Murder、2011年
  19. Baby You Don't Wanna Know(Screaming Bloody Murder、2011年)

ビデオとDVD

  • Introduction to Destruction (2001年)
  • Cross Your T's and Gouge Your I's (2002年) - 『Does This Look Infected?』に付属のDVD
  • Sake Bombs and Happy Endings (2004年)
  • Underclass Hero (2007) - 『Underclass Hero』の付属DVD。下記の「ROAD TO RUIN」が4本収められており、その中にはグッド・シャーロットのジョエルが出てくる。(このDVDは前置きで18歳未満の閲覧を禁止している)

2007年、オフィシャルサイトにてROAD TO RUINというライヴでの舞台裏などを映像化したショートムービーを公開。Episode #1には、2005年来日時のライヴや、そのときの悪行が収められている。Episode #3には、3rdアルバムのアルバムタイトルにもなっている国連職員、Chuckが登場する。

その他

  • Maximum Sum 41 (2003年) - インタビュー

挿入歌としての使用

その他

  • 3rdアルバムのChuckというタイトルの由来は、アフリカのコンゴでバンドが突然の内戦に巻き込まれた際、バンドを救出してくれた国連職員の名前からである。Chuckに収録されているリード・シングル、We're All To Blameは、コンゴでの出来事にインスパイアされた曲と言われている。
  • スクワイア社よりデリックのシグネイチャー・ギター(テレキャスター・デラックス)が発売中である。通常のテレキャスター・デラックスと比べると、ピックアップはリアのみ、コントロールは1ヴォリューム1トーンという仕様。最大の特徴は、ボディ下部とピックガード上部に赤い×印がペイントされている事である。デリックはUnderclass HeroとWalking Disasterのビデオで使用している。
  • 2003年3月31日 - 2005年7月1日の約2年3ヶ月間、Sum 41作曲のオールナイトニッポンジングルが使用された(ただし、木曜日ナインティナインのオールナイトニッポンのみ、1パターンだけ2008年9月18日まで使用された)。
  • アルバムUnderclass Heroの特典DVDには、日本盤のみRoad to Ruin Episode #10が収録されている。このストーリーはまだオフィシャルサイトでは公開されていない。
  • アルバムUnderclass Heroの先行シングル"March of the Dogs"がブッシュ大統領への脅迫ではないかと、物議をかもした(この歌の歌いだしは"アメリカ大統領は死んだ"から始まる)。
  • 2010年8月に、大阪市で開催の音楽祭に出演するために来したが、その時に、メンバーの一人のデリック・ウィブリーが、同月6日に日本国内で暴行を受け負傷したと、AP通信が報じた。バーに立ち寄った折にトラブルとなった模様だが、暴行を受けた場所は明らかになっていない[1]

脚注

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外部リンク

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  1. A・ラヴィーンさんの元夫、日本で襲われる? 読売新聞 2010年8月7日