Pixia

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テンプレート:Infobox テンプレート:Infobox テンプレート:Infobox Pixia(ピクシア)は、丸岡勇夫が開発を行っているペイントソフトである。

概要・特徴

Windows 3.1用に開発されていたフルカラーグラフィックツールART/fw(アートフォー)の後継にあたる。1998年秋に ver.0 が発表され、2013年に15周年を迎えた。現在でも高い頻度でバージョンアップが行われている。フリーウェアでありながらも高度な機能を持っている。

機能強化を目的として、従来の Pixia の他に、A/PIXIAPhierhaの名称で別バージョンが開発されていたが、正式リリースには至らなかった。これらを再度見直し、2009年に Pixia ver.5 がリリースされる。ver.5 では画面デザインなども大きく変わっている。従来のインターフェースを望むユーザのために ver.4 のサポートは続けられているが、開発の中心は ver.5 へ移行しており、2系列の Pixia が存在する状態になっている。さらに現在は、テスト版のみであるが ver.5.5 系列の開発も始まっている。なお、英語版では ver.5 は Pixia ではなく、Phierha という名称を継続使用している。

レイヤー機能、マスクプレーンや透過色プレーン、透明色プレーン(要フィルタ)などを持っている。外部プラグインに対応し、データの読み込み・書き込み形式の追加や他ソフトウェアとの連携などの機能拡張が可能。フィルタやプラグインは多くのサイトでボランティアによって作られ、公開されている。一部ではAdobe PhotoshopとPixiaのフィルタを相互で使う試みもなされていた。

GIF特許が失効する前から開発されてきたソフトであるという経緯から、長らくデフォルトではGIFファイルは取り扱えなかったが、GIF特許失効後にリリースされた ver.4 からGIFファイルが標準で使用可能となっている。

また、複数の言語版が存在しており、日本語をはじめとして、英語フランス語ドイツ語スペイン語ハンガリー語イタリア語ポーランド語中国語簡体字繁体字)及び朝鮮語が開発されていたが、ver.4 以降は日本語および英語版のみリリースされている。

フリーウェアのほか、ワコムを始めとしたタブレットの付属ソフトとして、素材データなどが追加された有料版のようなものもある。有料フィルタとサポート付きのダウンロード販売も行われている。

利用

  • 2006年 日経ソフトウェア2006年1月号(p.74~77)において、作者自らがPixiaを利用した絵画作成の手順をカラー4ページにわたり執筆した。
  • 2007年 NHK趣味悠々「中高年のためのパソコン講座」「もっと楽しめるパソコンライフ」2007年2月放映時の教材(テキストp.100~p.115)としてPixiaが利用された。

外部リンク

テンプレート:Software-stub テンプレート:Raster graphics editors