560年代
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560年代は560年から569年までの10年間を指す。
できごと
- 560年
- 561年 - 新羅の使者、百済より下位に序列されたのを怒り、帰国して倭の攻撃に備える(紀)。
- 562年 - 新羅、任那官家を滅ぼす。紀臣男麻呂、任那に渡り新羅と戦うが、破れる。大伴連狭手彦、高句麗と戦う(紀)。
- この頃、北九州で装飾古墳が盛行する。埴輪が畿内で衰退し、かわって関東で盛行する。西日本で群集墳が盛んに造られる。
- 564年 - 真諦、『倶舎論』を漢文に訳す。
- 565年
- 東ローマ帝国皇帝ユスティニアヌス1世没する。
- 「各田了臣」(額田部臣)の銘文を持つ鉄刀が島根県松江市岡田山1号墳から出土している(554年説もある)。
- 568年
- 569年 - 王辰爾の甥、胆津を白猪屯倉に遣わし、田部の丁籍を定める。胆津に白猪史の姓を授け、田令に任ずる(紀)。