黒山駅

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テンプレート:駅情報

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駅前にある駐輪場には、待合スペースとトイレがある
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駅構内。右から順に1番線、2番線。側線は4本あり、左から3番目が新潟東港鉄道に通じている

黒山駅(くろやまえき)は、新潟県新潟市北区太田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)白新線である。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅一線スルー方式を採用し、1番線が本線、2番線が副本線となっている。そのため通常1番線が使用されている。なお、2つのホームは跨線橋で連絡している。

ホーム北側には側線が4本ある。かつては新潟臨海鉄道と貨車の受け渡しをするために使用されていたが、新潟臨海鉄道の廃止により稼動機会は激減し、4線とも新発田方面のポイントは撤去されている。

1番線側に駅舎はあるが、無人駅となっている。駅舎内は簡易自動券売機Suicaへのチャージは不可)などがある。駅舎内は禁煙となっているが、駅前にはトイレと待合スペースを内包した駐輪場があり、この待合スペースが喫煙所を兼ねている。簡易Suica改札機が入場・出場各1台設置されている。

のりば

1・2 テンプレート:Color白新線 (下り) 新発田村上方面
(上り) 豊栄新潟方面

貨物取扱

JR貨物の駅は臨時車扱貨物の取扱駅となっており、定期貨物列車の発着はなくなっている。現在は、当駅に接続する黒山駅分岐新潟東港専用線(新潟東港鉄道、専用線)から、新潟トランシスで製造された鉄道車両を輸送する甲種車両輸送列車が希に発着している。

駅周辺

駅周辺は古くからの農村型住宅地である。

歴史

  • 1957年昭和32年)2月11日 - 開業。旅客駅。当時はホームの長さが4両分しかなかった。
  • 1970年(昭和45年)10月1日 - 新潟臨海鉄道太郎代線が開業。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。同時にJR貨物と新潟臨海鉄道の貨物連絡運輸が開始。
  • 2002年平成14年)10月1日 - 新潟臨海鉄道太郎代線が全線廃止され、一部区間(黒山~西ふ頭間)の鉄道施設が新潟県に移管。同時にJR貨物の駅としても開業(連絡運輸の相手が専用線となったため)。
  • 2006年(平成18年)1月21日 - 新潟都市圏でICカード「Suica」のサービスを開始。

隣の駅

東日本旅客鉄道
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テンプレート:Color快速
通過
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豊栄駅 - 黒山駅 - 佐々木駅

関連項目

外部リンク

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