麗しのサブリナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年8月3日 (日) 01:36時点におけるY-take (トーク)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox Film

ファイル:Sabrina7.jpg
ウィリアム・ホールデンとオードリー・ヘプバーン
ファイル:Sabrina8.jpg
ハンフリー・ボガートとオードリー・ヘプバーン

麗しのサブリナ』(うるわしのサブリナ、原題: Sabrina)は、1954年に公開されたアメリカ合衆国ロマンティック・コメディサミュエル・テイラーの戯曲『サブリナ・フェア』をビリー・ワイルダー監督が映画化した。『ローマの休日』に続くオードリー・ヘプバーンのヒット作。

あらすじ

主人公サブリナは、富豪の実業家ララビー家の運転手の娘である。サブリナは、ララビー家の弟・デイビッドに秘かに恋をするが、弟は別の女性に夢中である。傷心のサブリナはパリで2年間を過ごし、別人のように美しくなって帰国する。弟はサブリナと結婚したいと言い出し、2人の結婚に反対する兄・ライナスもやがてサブリナに心惹かれてゆく。ライナスは弟とサブリナがパリに行くよう図るが、弟はライナスがサブリナを愛していることを指摘する。ライナスは仕事を投げ出し、パリ行きの船を待つサブリナの元に向かう。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
ライナス・ララビー ハンフリー・ボガート 久米明
サブリナ・フェアチャイルド オードリー・ヘプバーン 池田昌子
デイヴィッド・ララビー ウィリアム・ホールデン 近藤洋介
トーマス・フェアチャイルド ジョン・ウィリアムズ 坂口芳貞
オリヴァー・ララビー ウォルター・ハンデン 大木民夫
エリザベス・タイソン マーサ・ハイヤー 佐藤しのぶ
グレッチェン・ヴァン・ホーン ジョーン・ヴォーズ 松谷彼哉

衣裳

この作品はサブリナパンツというファッション文化を生み出した。衣裳デザイナーのイーディス・ヘッドはこの作品でアカデミー衣裳デザイン賞を受賞している。またユベール・ド・ジバンシィがドレスなどのデザインを担当した。

主な受賞歴

アカデミー賞

受賞
アカデミー衣裳デザイン賞 (白黒部門):イーディス・ヘッド
ノミネート
アカデミー監督賞:ビリー・ワイルダー
アカデミー主演女優賞:オードリー・ヘプバーン
アカデミー脚本賞:ビリー・ワイルダー、サミュエル・テイラーアーネスト・レーマン
アカデミー撮影賞 (白黒部門):チャールズ・ラング・Jr
アカデミー美術賞 (白黒部門):ハル・ペレイラウォルター・H・タイラーサム・カマーレイ・メイヤー

ゴールデングローブ賞

受賞
脚本賞:ビリー・ワイルダーサミュエル・テイラーアーネスト・レーマン

ナショナル・ボード・オブ・レビュー

受賞
助演男優賞:ジョン・ウィリアムズ

舞台化

その他

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:ビリー・ワイルダー監督作品