鹿折唐桑駅
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ファイル:鹿折唐桑駅ホーム.JPG
かつての鹿折唐桑駅のホーム
ファイル:Platform of Shishiori-Karakuwa Station after tsunami.jpg
震災より1か月後のホーム。上の写真とほぼ同じ範囲を写す
ファイル:Shishiori-Karakuwa Station hall after 2011earthquake.jpg
大津波で流された自動車がそのまま残る駅構内
ファイル:Sisiorikarakuwa 20130601-1.JPG
駅前(2013年6月1日)
鹿折唐桑駅(ししおりからくわえき)は、宮城県気仙沼市新浜町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大船渡線の駅である。
歴史
- 1932年(昭和7年)3月19日 - 鹿折駅(ししおりえき)として開業。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 鹿折唐桑駅に改称。上記唐桑半島への観光客を狙った改称である。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2006年(平成18年)9月1日 - 簡易委託廃止、無人化。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震の津波で港から1キロ以上離れた同駅周辺に大型漁船が打ち上げられた[1]。
- 2013年(平成25年)3月2日 - BRTにより仮復旧。「鹿折唐桑駅前」バス停と同位置にBRTの駅を設置。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。古い駅舎があった。駅舎脇にトイレあり。気仙沼駅管理の無人駅。
なお、2011年6月現在、駅舎は地震と津波を受けて倒壊の恐れがあり、立入りが禁止されていたが、2012年7月時点で駅舎は撤去されている。
利用状況
2013年度のBRTにおける乗車人員は8人[2]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 69 |
2001 | 61 |
2002 | 72 |
2003 | 73 |
2004 | 70 |
2005 | 60 |
2006 | |
2007 | |
2008 | |
2009 |
駅周辺
- 唐桑半島(巨釜と半造の二つの岬が美しいといわれている観光地で、かつては当線にもこの名にちなんだ急行「からくわ」が走っていた)
- 県道26号気仙沼唐桑線
- 県道34号気仙沼陸前高田線
- 県道210号鹿折唐桑停車場線
- 県道218号大島浪板線
- 気仙沼鹿折郵便局
- 気仙沼市立鹿折小学校
- 気仙沼市立鹿折中学校
- 東陵高等学校
- 気仙沼高等技術専門校
- 気仙沼警察署鹿折駐在所
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color大船渡線(BRT区間:盛方面)
- テンプレート:Color大船渡線(BRT区間:上鹿折方面)
- 気仙沼駅 - 鹿折唐桑駅 - 上鹿折駅
- ※BRT区間は鉄道運用時と経路が異なる(鹿折唐桑駅 - 陸前高田駅間)ため、上鹿折方面は行き止まり支線運用となる。
- テンプレート:Color大船渡線(鉄道運用時)
- 気仙沼駅 - 鹿折唐桑駅 - 上鹿折駅
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:大船渡線- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ BRT駅別乗車人員(2013年度) - 東日本旅客鉄道