鶴岡市小真木原野球場

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テンプレート:野球場情報ボックス 鶴岡市小真木原野球場(つるおかし・こまぎはらやきゅうじょう)は、山形県鶴岡市小真木原町の小真木原運動公園内にある野球場。愛称は鶴岡ドリームスタジアム。同市が運営管理を行っている。

歴史

市内中心部、鶴岡公園そばにあった旧鶴岡市野球場の老朽化に伴い、1997年に郊外の小真木原運動公園内で着工した。当初は国内の多くの野球場のように、フィールドは内野:クレー舗装、外野:天然芝で整備されることになっていたが、新市営球場をアマチュア野球の拠点として活用することを目指していた地元野球関係者の嘆願によって、内外野総天然芝のフィールドが整備されることとなり、1999年6月5日に開場。愛称は公募により「ドリームスタジアム」となった。これに伴い旧市野球場は閉鎖、解体されている。

1999年の開場当時、日本国内に現存するアマチュア公式戦開催規格を充足する野球場では唯一、内外野総天然芝のフィールドを有する野球場であった。その後神戸総合運動公園野球場宮崎県総合運動公園硬式野球場など、プロ公式戦規格の野球場も後に続いた。

鶴岡ドリームスタジアムは収容人員の関係もありプロ野球の一軍公式戦の開催は難しいが、ファーム公式戦は年1〜2回前後行われている。

また、アマチュア野球の強化拠点としては進境著しい。国際試合は内外野総天然芝のフィールドで行われるケースが多いことから、開場した1999年7・8月にはアマチュア野球日本代表の強化合宿で早速使用され、以後もしばしば使用されている。また2000年のシドニー五輪の際には、キューバ代表が時差調整のため事前合宿に使用した。

内外野総天然芝のフィールドを有するスタジアムの草分けで、シーズン中は大会期間などを別にすれば、週2回はグラウンドを休ませて終日管理に充てるなど芝の管理を徹底しており、冬場の降雪時でも芝は雪の下でも尚蒼さを保つ程、天然芝(とりわけ洋芝)の管理のスキルは全国でも屈指のレベルを誇っている。

2014年よりスコアボードを改修し、パネル式だった選手名表示がLED式となる。

主な利用実績

  • 1999年6月5日 開設
  • 1999年7月 全日本強化合宿(大田垣監督)
  • 1999年8月 キューバ対全日本 親善試合
  • 2000年5月「ワールドベースボールウイークインジャパン」プロ野球イースタン・リーグ 日本ハム vs ヤクルト/ヤクルト vs 日本ハム(同じ組み合わせだが主催チームを入れ替えて2連戦をした)
  • 2000年8月 全日本オリンピック選手選考合宿(大田垣監督)
  • 2000年8月 キューバナショナルチーム オリンピック壮行試合 キューバ対山形しあわせ銀行
  • 2001年7月 全日本強化合宿(後藤監督)
  • 2002年9月 プロ野球イースタンリーグ 巨人vs日本ハム
  • 2003年9月 第35回IBAFワールドカップ 全日本代表選考合宿(応武監督)★長嶋監督視察
  • 2004年9月 プロ野球イースタンリーグ 巨人vs日本ハム
  • 2005年5月 鶴岡ドリームゲーム(欽ちゃん球団)茨城ゴールデンゴールズ vs 鶴岡ドリームス
  • 2005年7月 AA K-Ball アジア大会
  • 2005年8月 プロ野球イースタンリーグ 楽天vs巨人
  • 2005年8月 東京大学野球部 夏期強化合宿10周年
  • 2007年6月 全日本強化合宿(垣野監督)
  • 2007年7月 プロ野球イースタンリーグ 楽天vs巨人
  • 2007年8月 全日本強化合宿(垣野監督)
  • 2009年7月 第37回 日米大学野球選手権大会 第4戦
  • 2009年8月 プロ野球イースタンリーグ 楽天vs日本ハム

施設概要

  • グラウンド面積:13,625m²
  • 両翼:97.6m、中堅:122m
  • 内野:クレー舗装及び天然芝、外野:天然芝(共に洋芝を採用)
  • スコアボード:イニングスコア部=LED式、選手名表示部=パネル式(強化ガラス張り)
  • 収容人員:12,000人
  • 照明設備:6基

公園内その他の施設

交通

関連項目

外部リンク

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