鯰田駅
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鯰田駅(なまずたえき)は、福岡県飯塚市鯰田にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(福北ゆたか線)の駅である。かつては、当駅から三菱鉱業(現在の三菱マテリアル)鯰田炭鉱への引き込み線があった。
駅構造
単式ホーム2面2線を有する地上駅。以前は国鉄式の2面3線を有したが2番線は撤去された。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。
JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、マルスは無いがPOS端末が設置されている。SUGOCAの利用が可能であるが、カード販売は行わずチャージのみ取り扱いを行う。
利用状況
2011年度の1日平均乗車人員は385人である[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2007年 | 373 |
2008年 | 367 |
2009年 | 359 |
2010年 | 369 |
2011年 | 385 |
駅周辺
飯塚市北部の鯰田地区の一角にある。駅前を遠賀川が筑豊本線に並行して流れており、川向うには国道200号が通っている。駅裏には市役所出張所や小学校・郵便局があり住宅も多く建ち並ぶ。
- 飯塚市役所鯰田出張所
- 鯰田本町公民館
- 飯塚市立鯰田保育所
- 飯塚市立鯰田小学校
- 飯塚鯰田郵便局
- 飯塚市立飯塚第三中学校
- 赤ちゃん本舗飯塚店
バス
駅から約100m離れた場所に西鉄バス筑豊の鯰田駅バス停があるが、本数は少ない。
ほかに約700m離れた遠賀川の川向こうの国道200号上に西鉄バス筑豊の鯰田渡バス停が、約500m離れた駅裏に西鉄バス筑豊の鯰田小学校バス停と飯塚市コミュニティバスの鯰田公民館バス停がある。
歴史
- 1893年(明治26年)7月3日 - 筑豊興業鉄道が開設。
- 1897年(明治30年)10月1日 - 筑豊興業鉄道を九州鉄道(初代)が買収。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道(初代)が国有化され、帝国鉄道庁所管。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承。
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカードSUGOCAの利用を開始。
- 2013年(平成25年)2月25日 - 新駅舎で営業開始。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- テンプレート:Color福北ゆたか線(筑豊本線)
脚注
関連項目
外部リンク
- ↑ 統計いいづか (交通・運輸) JR九州利用状況