高柳先男
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高柳 先男(たかやなぎ さきお、1937年4月3日 - 1999年7月16日)は、政治学者。
愛知県生まれ。中央大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了。中央大学助手、講師、助教授、教授。88年『ヨーロッパの精神と現実』で毎日出版文化賞受賞。在職中に死去。
専門は国際政治学。日本平和学会会長を務めた。
著書
単著
共編著
- (関寛治共著『同時代への視座――軍拡・デタント・第三世界』(三嶺書房 1985年)
- (古城利明共編『世界システムと政治文化』(有信堂高文社 1986年)
- (吉沢四郎共編『日本ODAの総合的研究――タイにおける事例』(中央大学出版部 1995年)
- 『ヨーロッパ統合と日欧関係』中央大学出版部 1998年)
- 『ヨーロッパ新秩序と民族問題』(中央大学出版部 1998年)
- (阿部齊・内田満共編『現代政治学小辞典』(有斐閣 1999年)
訳書
- A・F・K・オーガンスキー『政治発展の諸段階』(福村出版 1968年)
- ディーター・ゼングハース『軍事化の構造と平和』共編訳(中央大学出版部 1986年)
- ヨハン・ガルトゥング『90年代日本への提言――平和学の見地から』共訳(中央大学出版部 1989年)
- ガルトゥング『平和への新思考』(勁草書房 1989年)
- ガルトゥング『構造的暴力と平和』共訳(中央大学出版部 1991年)
- アントニー・D・スミス『ナショナリズムの生命力』(晶文社 1998年)