高平慎士
テンプレート:Ambox-mini テンプレート:Infobox 陸上選手 髙平 慎士(たかひら しんじ、1984年7月18日 - )は、北海道旭川市出身の陸上選手。
略歴
北海道旭川市春光小学校、六合中学校卒業。旭川大学高等学校に入学し、同高3年生の時、高校総体200m、国体400mで優勝。順天堂大に進み、2004年の日本選手権200メートルで五輪標準記録Aの20秒59をマークして優勝。アテネ五輪代表に選出された。五輪では200mと400mRにエントリーし、200mでは予選落ちしたが、400mRでは3走を務め4位入賞に貢献した。2006年のアジア競技大会で200m銅メダル、400mリレーで銀メダルを獲得した。2007年の世界陸上大阪大会では4×100mRの3走を務め、アジア新及び日本新記録(38秒03)を樹立、5位に入賞した。2007年春、富士通に入社。2008年の北京オリンピックで400mリレーで銅メダルを獲得した[1]。
短距離選手としては非常に細身の体型で、他の日本選手にはあまり見られないストライド型の走りの選手である。コーナリングがうまく、また100mから400mまでこなせる。ユニバーシアードに出場した時には、4×100mリレーを走った40分後に4×400mリレーにも登場し、45秒7のラップ(メンバー中最速)で走ったこともある。
2010年3月30日、所属先の富士通が2010年1月1日に一般女性と婚姻していた事を発表。
2012年6月の日本選手権において200mで3位の成績を残す。この結果を受け200m、400mリレーの2種目でロンドンオリンピック出場が決まった。8月、ロンドンオリンピック200m予選では20.57の6組3位で準決勝進出。 準決勝では20.77の3組6位で決勝進出を逃した。 男子4×100mリレーでは日本チーム(山縣亮太-江里口匡史-高平慎士-飯塚翔太)の第3走を務め、予選を38秒07の全体4番目の記録で通過。決勝では38秒35で5位入賞を果たした。
記録
種目 | 記録 | 年 | 備考 |
---|---|---|---|
100m | 10秒20 | 2009年 | |
200m | 20秒22 | 2009年 | 日本歴代4位 |
400m | 46秒01 | 2003年 | |
4×100mR | 38秒03 | 2007年 | アジア記録 |