食糧庁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
食糧庁(しょくりょうちょう)は、かつて存在した日本の行政機関のひとつ。農林水産省の外局として、主要食糧(特に米)に関する行政事務を扱っていた。長は食糧庁長官。
2003年7月1日に廃止された。コメの流通自由化に伴い役割が縮小したためである。現在の農林水産省食料産業局・生産局農産部穀物課に相当する。
沿革
- 1949年、農林省の外局として設置。
- 1952年、物価庁より、米価審議会が附属機関として移管。
- 1978年、農林省が農林水産省に改称。
- 内部部局 - 長官官房、管理部、食糧部、食品部
- 2003年、廃止。
歴代の食糧庁長官
- 安孫子藤吉:1949年
- 清井正:1954年
- 小倉武一:1956年
- 檜垣徳太郎:1968年
- 石川弘
- 亀長友義
- 三善信二
- 内村良英:1974年
- 大河原太一郎
- 松本作衛:1979年
- 松浦昭:1983年
- 後藤康夫:1986年
- 堤英隆
- 高木賢:1999年 - 2001年
- 石原葵
- 高橋政行
- 京谷昭夫
- 高木勇樹
- 白井勇
ごはん食推進委員会
1990年代、旧来の和食を推奨すべく『ごはん食推進委員会』を立ち上げ、テレビCMも放映した。特に田原俊彦を起用したCMの「ハラヘリヘリハラ 飯食ったか?」というフレーズや遠藤久美子を起用したCMは有名になった。テンプレート:Food-stub テンプレート:Gov-stub