間内駅
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間内駅(まないえき)は、愛知県春日井市牛山町にある、名鉄小牧線の駅である。市境にあり、同駅の西側にある池田川を渡ると小牧市となる。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、無人駅。改札口は全部で2ヶ所。トランパスとmanacaが使用可能である。跨線橋を使って、改札内を行き来できる。トイレはない。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■小牧線 | 下り | 小牧・犬山方面 |
2 | ■小牧線 | 上り | 上飯田・平安通方面 |
- Manai Station 02.JPG
間内駅・西口
- Manai Station 05.JPG
間内駅・東口
- Manai Station 07.JPG
間内駅・東口と浅井長政像
配線図
間内車庫予定地
上飯田連絡線の開業に合わせ、当駅の南側に車両基地を建設して小牧線専用列車の基地とする予定であったものの、当路線の需要が上飯田線構想時に名鉄が予想したのと比べて少なかった為に、小牧線用車両は犬山検修区に収容する事となり、間内駅の車両基地の建設は打ち切りとなった。現在は資材置き場となっており、側線が1本だけ敷かれている[1]。
東名古屋港駅近くで行われてきた電車の廃車解体作業が2004年より当地で行われるようになったが、2005年9月、7500系が解体待ちの際、深夜に車体に黒と銀のスプレーで落書きされる事件があった為に現在の廃車解体作業は、再び東名古屋港駅近くで行われている。
利用状況
一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
- 2007年度 771人
- 2008年度 766人
- 2009年度 783人
一日平均乗降人員は、以下の通り推移している。
- 2007年度 1,534人
- 2008年度 1,524人
- 2009年度 1,556人[2]
小牧線の駅では、最も利用者が少ない。
駅周辺
駅の西側(犬山方面のホームの側)は、ロータリーとなっている。また周辺は住宅地となっている。駅東側には戦国武将浅井長政の像が建つ。織田信長から逃れた長政の子孫が土着し、大正時代までは駅周辺に邸宅を構えていたという。
バス路線
歴史
- 1931年(昭和6年)2月11日 - 開業。
- 1944年(昭和19年)頃 - 休止。
- 1947年(昭和22年)11月24日 - 復活。
- 1992年(平成4年)1月1日 - 無人駅化。
- 2004年(平成16年) - 犬山方面ホームの側にも、駅舎・自動券売機・改札機などを設置。小牧口駅~間内駅間が高架化。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。