長野県長野工業高等学校
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テンプレート:日本の高等学校 長野県長野工業高等学校(ながのけんながのこうぎょうこうとうがっこう)は、長野県長野市差出南にある公立(県立)工業高等学校。通称、長工(ちょうこう)と呼ばれている。
概要
1918年に長野県立工業学校として開校。県内の工業高校の中では規模が大きく伝統がある。2004年度からは文部科学省が定める「IT人材育成プロジェクト」研究指定校になった。
沿革
- 1918年(大正7年)4月 - 長野市岡田町の現在長野バスターミナルがある場所に、長野県立工業学校として開校。機械電気科、応用化学科を設置。
- 1920年(大正9年)4月 - 長野県令38号により、長野県長野工業学校に改称。
- 1923年(大正12年)4月 - 土木建築科を設置。
- 1938年(昭和13年)4月 - 機械電気科を機械科と電気科に分科。
- 1942年(昭和17年)4月 - 土木建築科を土木科と建築科に分科。
- 1944年(昭和19年)4月 - 応用化学科を工業化学科に改称。
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革により、長野県長野工業高等学校となる。
- 1966年(昭和41年)4月 - 校舎を現在地の長野市安茂里に移転。
- 1986年(昭和61年)4月 - 情報技術科を設置。
- 1996年(平成8年)4月 - 環境システム科を設置。
- 2000年(平成12年)4月 - 定時制の機械科と電気科を統合し、基礎工学科を設置。
- 2003年(平成15年)8月12日 - 野球班が甲子園へ出場。(1回戦:智辯和歌山1-6)
教育目標
- 健康で自主的精神にみち、将来、社会のよき形成者としての資質を養い、工業の諸分野における基礎的な知識、技能、態度に習熟した技術者の育成を期する。
著名な出身者
校章
- 桜の文様に工の文字
部活動
- 野球班などの団体が存在している。長野県内高校で唯一の水球の団体もある。
- 北信地方の他の県立高校と同じく「部」のことを「班」という。競技名は、長野県内の高校でも珍しく昔の呼び名で書かれている。(例、バレーボール班=排球班)