金精トンネル
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テンプレート:Ja Route Sign 金精トンネル(こんせいトンネル)は、群馬県利根郡片品村と栃木県日光市の間の金精峠下を貫く国道120号のトンネル。
概要
標高1,840m付近を通り、トンネル延長は755m。日本ロマンチック街道の一部でもある。
標高が高いため、例年12月末から4月末の間は、金精道路全体が閉鎖される。たびたび付近で雪崩が起こるため、春に開通しても通行止めになることがよくある。
かつて、このトンネルを経由して水上駅~沼田駅~鬼怒川温泉間を結ぶ東武バスの路線が存在したが、1990年を最後に廃止。その後も鎌田(片品村)~日光湯元間に区間短縮して運転されていたがこれも廃止され、現在はこのトンネルを通過する路線バスは一つも存在しない。
トンネル出入口にあるトンネル名標識は、旧日本道路公団仕様のもので有料道路時代の名残である。
沿革
- 1962年(昭和37年)6月7日 - 二級国道日光沼田線の新設工事として工事開始[1]。
- 1963年(昭和38年)8月 - 群馬県と栃木県奥日光とを結ぶトンネルとして貫通。
- 1965年(昭和40年)9月20日 - 工事終了[2]。
- 総事業費は、10億9,000万円[3]。
- 1995年(平成7年)10月7日 - 料金徴収期間の満了[4]により、約64億円の未償還額(借金)を残したまま無料開放された。
- 難工事のため多額の費用を要することから、一般有料道路として事業化されたが、償還計画から実績が大きく乖離した。