金橋駅
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テンプレート:駅情報 金橋駅(かなはしえき)は、奈良県橿原市曲川町五丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)桜井線(万葉まほろば線)の駅である。
駅構造
盛土上にホームがあり、高田方面に向かって右側に配置単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)である。王寺鉄道部管理の無人駅であり、改札はない。出入口はホームの東側(桜井方)にある。やや大きな待合室がある。
1970年10月の駅無人化までは、畝傍駅寄りに木造の駅舎があった。交通公社時刻表1966年10月号の口絵に当時の駅舎の写真が掲載されている。
ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。SMART ICOCAクイックチャージ可能な自動券売機が設置されているほか、ICOCA等のICカード読取機(入場用・出場用)が設置されているが、普通乗車券用の自動改札機は設置されていない。
イオンモール橿原への買物客が多い一方で、出入口が前述したように桜井方にしかない。そのため、高田方面へ向かうワンマン列車(後乗り・前降り)では入口側の扉からの乗客逸走を招きやすい。その対策からか、高田駅から派遣された係員が特別改札を実施することが多い。
利用状況
奈良県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 325人(2005年度)
- 330人(2006年度)
- 341人(2007年度)
- 371人(2008年度)
- 436人(2009年度)
- 461人(2010年度)
- 468人(2011年度)
駅周辺
バス路線
最寄り停留所は、当駅から南へ約300mの所にある国道曲川となる。以下の路線が乗り入れ、奈良交通により運行されている。
歴史
- 1913年(大正2年)4月21日 - 桜井線の畝傍駅 - 高田駅間に新設開業。
- 1970年(昭和45年)10月1日 - 駅員無配置化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)3月1日 - ICカードICOCA供用開始。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color万葉まほろば線(桜井線)
- テンプレート:Color快速(高田駅経由大和路線直通)・テンプレート:Color普通