野江駅
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野江駅(のええき)は、大阪市城東区成育三丁目にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。
2018年度(平成30年度)中に延伸予定の西日本旅客鉄道(JR西日本)おおさか東線(仮称・JR野江駅)との乗換駅となる予定である。
駅構造
通過線2本を挟んだ相対式2面2線のホームを持つ高架駅。外側2線(B線)のみにホームがあり、間の通過線(A線)にホームはない。 改札口は1階、ホームは2階にある。改札口は1ヶ所のみ。 バリアフリー対策として身体障害者対応エレベーター2基と多目的トイレ1ヶ所設置、自動改札機も車イス用幅広タイプも1基有り。
のりば
1 | テンプレート:Color京阪本線(上り) | 守口市・枚方市・三条・出町柳方面 |
---|---|---|
2 | テンプレート:Color京阪本線(下り) | 京橋・淀屋橋・中之島線方面 |
※ 両ホームとも有効長は8両。
利用状況
2011年(平成23年)度の1日平均の乗降客数は11,424人である[1]。
各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1995年 | 15,540 | 7,956 | [2] |
1996年 | - | - | |
1997年 | - | - | |
1998年 | 13,244 | 6,745 | [3] |
1999年 | - | - | |
2000年 | 12,548 | 6,347 | [4] |
2001年 | - | - | |
2002年 | 12,242 | 6,189 | [5] |
2003年 | 11,607 | 5,852 | [6] |
2004年 | 11,981 | 6,048 | [7] |
2005年 | 11,730 | 5,920 | [8] |
2006年 | 11,835 | 5,983 | [9] |
2007年 | 11,754 | 5,912 | [10] |
2008年 | 12,238 | 6,163 | [11] |
2009年 | 15,404 | 7,655 | [12] |
2010年 | 11,499 | 5,875 | [13] |
2011年 | 11,424 | 5,791 | [14] |
駅周辺
バス
大阪市営バス(成育三丁目停留所もしくは成育二丁目停留所)
歴史
- 1910年(明治43年)4月15日 - 京阪本線の開通とともに開業[15]。城東区野江四丁目の大阪市立榎並小学校北側の位置にあった。
- 1931年(昭和6年)10月14日 - 専用軌道化に伴い、現在の位置に移設。
- 1933年(昭和8年)12月29日 - 複々線化。
- 1943年(昭和18年)10月1日 - 会社合併により京阪神急行電鉄の駅となる。
- 1945年(昭和20年)9月15日 - 輸送力復旧のため閑散時、駅の使用中止[15]。
- 1946年(昭和21年)1月21日 - 駅の使用制限を撤廃[15]。
- 1949年(昭和24年)12月1日 - 会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
- 1984年(昭和59年)8月20日 - 駐輪場営業開始。
- 1993年(平成5年)1月27日 - 8連化に対応するためのホーム延伸工事が完成[16]。
- 1999年(平成11年)12月24日 - エレベーター2基の設置[15]。
- 2000年(平成12年)1月24日 - 新駅舎使用開始・多目的トイレ使用開始[17]。
- 2003年(平成15年)9月6日 - 1時間あたりの停車本数が8往復(7分半間隔)から6往復(10分間隔)に減少、これは他の普通しか停車しない駅も同じ。
- 2004年(平成16年)8月1日 - PiTaPa使用開始。
- 2014年(平成26年)3月24日 - プラットホームに異常通報装置を設置[18]。
その他
- 阪急電鉄の前身である箕面有馬電気軌道は開業前、京阪線が未開業ながら、沿線や京都方面の居住者を、将来、宝塚や箕面などの観光地へ誘致すべく、1906年(明治39年)、梅田 - 野江間の「京阪連絡線」敷設特許を、後に工事施工許可も取得している。しかし大正中期になり、箕面有馬の神戸進出が優先されるようになると、京阪連絡線の優先度は低下した。加えて、市営モンロー主義による大阪市の妨害もあり、1917年(大正6年)に廃止を申請している。結果、箕面有馬の京阪連絡線は未成に終わった(京阪梅田線の項目も参照)。
- 2013年3月16日に実施された京阪線ダイヤ変更で、当駅から土居駅までの普通列車しか停車しない6駅共通で、日中時間帯の普通列車のほぼ全てが中之島駅発着に集約された(淀屋橋駅へは行かなくなった)ため、当該時間帯において当駅をはじめとするこれら6駅から北浜・淀屋橋両駅への利用者は、京橋駅での乗り継ぎをほぼ強いられることとなってしまった[19]。
隣の駅
- 京阪電気鉄道
- テンプレート:Color京阪本線
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤快急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color深夜急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color通勤準急・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間急行
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速特急・テンプレート:Color特急・テンプレート:Color通勤快急・テンプレート:Color快速急行・テンプレート:Color深夜急行・テンプレート:Color急行・テンプレート:Color通勤準急・テンプレート:Color準急・テンプレート:Color区間急行
脚注
- ↑ 大阪府統計年鑑(平成23年)
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
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- ↑ テンプレート:PDFlink
- ↑ テンプレート:PDFlink
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- ↑ 15.0 15.1 15.2 15.3 出典:京阪電気鉄道開業100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」資料編136頁
- ↑ 出典・京阪電気鉄道開業90周年記念誌「街をつなぐ 心をむすぶ」巻末年表より
- ↑ 出典・駅置きの広報誌「くらしの中の京阪」2000年2月号より
- ↑ 出典・駅置きの広報誌『K PRESS』2014年5月号16面「くらしの中の京阪」より
- ↑ テンプレート:PDFlink - 2013年1月17日 京阪電気鉄道 報道発表資料