辺野古弾薬庫
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テンプレート:出典の明記 辺野古弾薬庫(へのこだんやくこ)は、沖縄県名護市にある在日米軍海兵隊の基地。総面積は、約1.21km²。
基地概要
- 市町村別面積比率:名護市 100%
- 管理部隊:在沖米海兵隊基地司令部
辺野古弾薬庫が占める土地のうち、およそ1/7は私有地である。このため、年間1億円を超える賃借料が地主に支払われている。
使用部隊と任務
- 第3役務支援群第3補給大隊辺野古弾薬中隊
- 弾薬の維持管理・補給。
地理
- 国道329号の東側海岸部に位置し、国道を挟んでの西側と隣接しての南側は米軍施設のキャンプ・シュワブとなっている。辺野古弾薬庫、キャンプ・シュワブの東海域にはジュゴンの生息などが確認され、現在普天間基地代替施設の建設案がこの沖合に持ち上がっているが、地元住民をはじめ自然保護団体からも反対の声があがっている。
沿革
- 昭和31年:辺野古弾薬庫、辺野古海軍弾薬庫として使用開始。
- 昭和47年5月15日:沖縄県の復帰に伴い施設・区域が提供される(このとき2施設が統合され、現在の辺野古弾薬庫となった。
- 昭和52年6月15日:施設管理が陸軍から海兵隊へ移管された。
関連項目
- アメリカ軍>在日米軍>在沖米軍
- Twelve Y. O. - 作中、終盤で当弾薬庫が舞台となる。
- 亡国のイージス - 上記小説とストーリーが繋がっており、当弾薬庫での爆発事故がストーリーのカギ。