角田駅
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角田駅(かくだえき)は、宮城県角田市角田にある阿武隈急行線の駅である。
キャッチフレーズは、「梅花の里」。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、2つのホームは跨線橋で結ばれている。阿武隈急行線内唯一の跨線橋がある駅である。列車交換が無い場合は基本的に1番線発着である。
両方向に折返し運転が可能な構造で、早朝に当駅始発福島行、深夜に福島発当駅終着の列車(福島発・富野以東行最終便)が設定されている。
国鉄時代、当時の有効長に合わせた交換駅にする構想があったらしく、駅構内前後(現在のポイントより離れた場所)にポイント型の曲線がある。開業当初は丸森駅と同形の鉄筋コンクリート平屋駅舎だったが、1998年に建て替えられている。
終日社員配置駅。出札窓口・自動券売機2台設置。
1 | ■阿武隈急行線 | 槻木・仙台方面 |
丸森・梁川・福島方面 | ||
2 | ■阿武隈急行線 | 丸森・梁川・福島方面(列車交換時のみ) |
歴史
- 1968年(昭和43年)4月1日 - 国鉄の駅として開業、旅客のみ取扱。ホームは1面1線。
- 1986年(昭和61年)7月1日 - 阿武隈急行に転換。交換設備および2番線ホーム設置。
- 1996年(平成8年)7月 - 駅ホーム跨線橋完成。
- 1998年(平成10年)4月 - 現在の新駅舎が完成。
- 2002年(平成14年) - 東北の駅百選に選定される。
利用状況
近年の乗車人員は以下の通りである(いずれも1日平均)。角田駅は阿武隈急行線内で最も乗車人員が多い。
- 2000年度:1,746人
- 2001年度:1,724人
駅周辺
角田市の中心部に近いが、中心市街地からは約1km離れている。
その他
- 「宇宙に拓かれた町の、未来的フォルムの駅」として、東北の駅百選に選定された。