西武第二球場
テンプレート:野球場情報ボックス 西武第二球場(せいぶだいにきゅうじょう)は、埼玉県所沢市にある野球場。
西武ドームなどと同じ敷地内にあり、プロ野球・埼玉西武ライオンズが練習場及び二軍本拠地として使用し、イースタン・リーグ公式戦も開催される。球場の運営管理は西武鉄道が行っている。
歴史・特徴
1979年、西武球場(現:西武ドーム)と共に完成。フィールドは両翼95m、中堅120mで西武球場と同じサイズだった。外野後方には室内練習場や合宿所「若獅子寮」などの球団施設がある。
西武球場は1997年のシーズン中からドーム化工事が始まり、1999年に完全ドーム化。フィールドを両翼100m、中堅122mに拡張したが、本球場も同年に外野を拡張した。
イースタン・リーグ公式戦、教育リーグ、春季秋季練習およびキャンプの他、一軍公式戦の試合前にも選手(主にバッテリー陣)が練習を行うことがあり、ファンもよく訪れる。スタンドが無く、ベンチがバックネット裏、3塁側ベンチの上、スコアボードの横、ブルペンの横などに数台設けられている。外周での立ち見、バックネット裏や3塁側の土手の上、外野芝生で座っての観戦が多くなる。3塁側の高台は2007年から立ち入り禁止となる。
2008年から西武が本球場で使用するベンチが3塁側に変更されている。二軍のチームが本拠地で3塁側ベンチを使用するのは日本ハム、ロッテ、阪神、広島に続き5例目である。なお、西武は2009年から一軍も西武ドームで使用するベンチが3塁側になっている。余談だが、2010年からは中日の二軍も本拠地(ナゴヤ球場)で使用するベンチが3塁側に変更されている。
また、西武ドームや本球場などがある球団の敷地内には1980年に開設された西武第三球場があったが、2003年限りで閉鎖され、現在は観客用駐車場などに転用されている。
施設概要
- 両翼:100m、中堅:122m
- 内野:クレー舗装、外野:天然芝
- スコアボード:パネル式(イニングスコアのみ)
- 照明設備:なし
- 入場料:無料