西塩釜駅
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西塩釜駅(にししおがまえき)は、宮城県塩竈市錦町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙石線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えている。
橋上化するまでは1番線側に駅舎があり、2番線へは行くには構内踏切を渡る構造だった。また駅舎と駅前の間には塩釜線(1997年廃止)が通っており、踏切を渡って、階段を登り駅舎に入るようになっていた(駅舎全景写真右手を参照のこと)。 塩釜線路跡など、写真の封鎖されていた部分は現在はジョギングコース(塩竈市内の観光案内パンフレットより)となっている。
朝ラッシュ時のみの係員配置(東北総合サービス委託、小鶴新田駅から派遣)で、有人時間帯も窓口での出札は行わず改札業務のみで、その他の時間帯は無人駅である。自動券売機2台、自動改札機設置。本塩釜駅管理。
1981年11月1日までは、当駅までが複線だった。それまで列車容量の関係で西塩釜折り返しや本塩釜折り返しの電車も存在していたが、東塩釜まで高架複線完成後、それらの電車は東塩釜折り返しとなった。
高架開通までの西塩釜 - 本塩釜は単線で、簡易な鉄橋をガタガタ音を立てて渡る姿が見られた。その鉄橋の下には居酒屋やスナックが軒を連ねていた。
のりば
1 | テンプレート:Color仙石線(下り) | 本塩釜・松島海岸・高城町方面 |
2 | テンプレート:Color仙石線(上り) | 多賀城・仙台・あおば通方面 |
利用状況
- 2005年度の乗車人員は1日平均991人である。(2006年度以降は未公表)
駅周辺
歴史
- 1925年(大正14年)6月5日 - 宮城電気鉄道の西塩釜駅として開業。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 宮城電気鉄道国有化により、国鉄の駅となる。西塩竈駅に改称。
- 1963年(昭和38年)5月25日 - 西塩釜駅に改称。
- 1981年(昭和56年)11月1日 - 高架複線化で西塩釜折返しの電車がなくなる、同時に駅舎橋上化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR東日本に継承。
- 2003年(平成15年) 1月30日 - 自動改札導入。
- 2003年(平成15年)10月26日 - ICカード「Suica」サービスが開始。
- 2005年(平成17年)3月1日 - 朝ラッシュ時のみの社員配置となり、出札窓口廃止。
- 2008年(平成20年)3月15日 - 朝ラッシュ時の業務が東北総合サービスへ委託。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color仙石線
- テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速