蝋人形の館 (映画)
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テンプレート:Infobox Film 『蝋人形の館』(ろうにんぎょうのやかた、原題: House of Wax)は、2005年のアメリカ合衆国・オーストラリア合作映画。
チャールズ・ベルデンの戯曲を原作とするホラー映画。1933年版、1953年版に続く3度目の映画化。
ストーリー
6人の若者たちが大学フットボールの試合観戦のため、スタジアムへ向かっていた。 しかし、道中のキャンプ場で一夜を過ごした翌朝、車が故障。主人公カーリーと恋人は車の部品を購入するため、近くの町へ向かう。 カーナビに載っていない町アンブローズにやってきた2人は、人の気配が無い町の中に一軒の蝋人形館を見つける。 あとを追ってやってきたカーリーの兄とその友人、キャンプ場に残っていた2人にも、呪われた蝋人形の魔の手が迫る。
キャスト
(左から役名、キャスト、日本語吹替声優)
- カーリー・ジョーンズ:エリシャ・カスバート(園崎未恵)
- ニック・ジョーンズ:チャド・マイケル・マーレイ(坪井智浩)
- ボー&ヴィンセント:ブライアン・ヴァン・ホルト(井上和彦)
- ペイジ・エドワーズ:パリス・ヒルトン(斎藤恵理)
- ウェイド:ジャレッド・パダレッキ(咲野俊介)
- ダルトン・チャップマン:ジョン・エイブラハムズ(岡野浩介)
- ブレイク:ロバート・リチャード
- トルーディ・シンクレア:ドラジシア・デバート
- シンクレア博士:マレー・スミス
- 若い頃のボー:トーマス・アダムソン
- 若い頃のヴィンセント:サム・ハーケス
- 運転手:デイモン・ヘリマン
- 保安官:アンディ・アンダーソン
スタッフ
- 原案:チャールズ・ベルデン
- 脚本:チャド・ヘイズ、ケイリー・ヘイズ
- 共同製作:リチャード・ミリッシュ
- 製作補:エリック・オルセン
- 挿入歌:リアム・ハウレット "Spitfire"、マリリン・マンソン "Dried Up, Tied And Dead To The World"
- プロダクションデザイン:グラハム・グレイス・ウォーカー
- 美術:ブライアン・エドモンズ、ニコラス・マッカラム
- セット:ビヴァリー・ダン
- 彩色:スティーヴ・パーカー
- 衣装:アレックス・アルヴァレス、グラハム・パーセル
- 特殊メイク:KNB EFX、アンディ・シェーネベルク
- 特殊造形監修:ジェイソン・ベアード
- 特殊造形:キム・セインズベリー、カレン・グローズ
- 蝋のメイク・造形監修:ジェイソン・ベアード
- 蝋のメイク・造形:マーク・クリアリー、カレン・グローズ、グラント・レーマン、スティーヴ・パーカー、キム・セインズベリー
- 特殊効果監修:ブルース・ブライト
- 特殊効果:ジム・レング、ジェームズ・ポール
- 視覚効果監修:ジョン・ブレスリン、ジュリアン・パリー
- 視覚効果:フォトンVFX
- コンセプトイラスト:ジェームズ・コルマー、クリストファー・グラス
- スタント指導:ダニー・ボールドウィン、ウィリアム・H・バートン、ボブ・ヒックス
- 二班監督:ウィリアム・H・バートン
- ユニット・プロダクション・マネージャー:ハーブ・ゲインズ
- キャスティング:メアリー・ゲイル・アーツ、バーバラ・コーエン
豆知識
- 舞台設定はアメリカのアイオワ州だが、実際はオーストラリアで撮影されている。
- ブライアン・ヴァン・ホルト演じるヴィンセントの役名は、肉の蝋人形(1953年)で主演だったヴィンセント・プライスに由来している。
- ダークキャッスル・エンタテインメント初の殺人鬼映画。
- ダークキャッスル・エンタテインメント制作映画でR-15指定を受けたのは本作が初。
関連作品
- 同一戯曲を原作とした映画化作品
- 肉の蝋人形 (1933年の映画)(監督:マイケル・カーティス、主演:ライオネル・アトウィル)
- 肉の蝋人形 (1953年の映画)(監督:アンドレ・ド・トス、主演:ヴィンセント・プライス)
- 類似作品
- 肉の鑞人形(原作:ガストン・ルルー、監督:セルジオ・スティヴァレッティ、原案:ダリオ・アルジェント、脚本:ルチオ・フルチ)