能登鹿島駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファイル:能登鹿島駅.jpg
桜の季節の駅構内
能登鹿島駅(のとかしまえき)は石川県鳳珠郡穴水町曽福にある、のと鉄道七尾線の駅である[1]。
愛称は「能登さくら駅」で駅標にも併記してある。ホーム沿いにはソメイヨシノが植えられていて、春の桜のシーズンの際はホームが桜の花に包まれるため。1999年(平成11年)の第一回中部の駅百選に選ばれた。
駅構内
相対式ホーム2面2線を持ち列車交換が可能な地上駅である。上りホーム側に駅舎があり、下りホームへは穴水寄りの構内踏切で連絡している。終日無人駅であり、駅舎も待合室程度の機能のみで、自動券売機も設置されていない。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | テンプレート:Color七尾線 | 上り | 七尾・金沢方面 |
反対側 | テンプレート:Color七尾線 | 下り | 穴水行き |
※案内上ののりば番号は設定されていない。
駅周辺
歴史
- 1932年(昭和7年)8月27日 - 鉄道省(国鉄)七尾線 能登中島 - 穴水間延伸と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1960年(昭和35年)4月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)9月1日 - 七尾線 和倉温泉 - 輪島間がのと鉄道に転換されたことにより同社の駅となる。
バス路線
駅舎そば、国道249号沿いにある「能登鹿島」バス停より北鉄奥能登バス穴水駅方面行き、曽福行き(鹿島線)に乗換可能。
隣の駅
脚注
- 元の位置に戻る ↑ 宮本輝の1987年の短編「駅」(『真夏の犬』文春文庫所収)にこの駅が出てくる。
- 元の位置に戻る ↑ 森見登美彦の小説『恋文の技術』では主人公の守田が近くの研究所に勤めている設定で、この神社をその杜の様子から「おっぱい神社」と呼んでいる。