羽黒駅 (愛知県)
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テンプレート:駅情報 羽黒駅(はぐろえき)は、愛知県犬山市羽黒にある、名鉄小牧線の駅。
駅名の由来
合併して現在の犬山市となる前、この一帯が「羽黒村」であったことから。
駅構造
- 1面1線の地上駅で無人駅。自動券売機(×2)・改札機(×2)・精算機(×1)を備える。駅集中管理システムによって管理されている。(犬山駅の駅長室内)
- 出入り口は1ヶ所、平安通寄りの端に設置。
- かつては、ホームが線路東側にあり、そこにバス乗り場があった。駅東南側のマンションが建っている場所は、当時、バスロータリーであった。駅ホーム移設後はバスロータリーにバス乗り場を移転した。(現在、駐輪場になっている場所)
- 線路は、駅に入る直前に、2面2線の駅のように、若干西側に曲がる。
路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|
■小牧線 | 下り | 犬山行き |
上り | 小牧・平安通方面 |
ファイル:Haguro Station.JPG
構内の様子
配線図
利用状況
一日平均乗車人員は、以下の通り推移している。
- 2007年度 1,612人
- 2008年度 1,634人
- 2009年度 1,608人
一日平均乗降人員は、以下の通り推移している。
- 2007年度 3,216人
- 2008年度 3,259人
- 2009年度 3,203人[1]
小牧線の駅では、14駅中7位である。
駅周辺
- 犬山羽黒郵便局
- 犬山市立東部中学校
- 犬山市立南部中学校
- 犬山市立羽黒小学校
- 犬山市民文化会館
- 犬山市役所羽黒出張所
歴史
1965年に博物館明治村が開村したのを受けて、1966年から1985年まで、同村へと向かうバスの接続駅となっていた(現在駅の東側にある細長い空き地が、当時のバス乗り場の名残である。)。そのため駅名をこの時期「明治村口駅」と改称。当時は犬山駅~当駅間の1区間のみ乗り入れる、犬山線との直通座席指定特急列車も7700系等で運転されていた。1985年より同村へのバス路線は犬山駅発着に変更。それに合わせて、駅名が元の「羽黒駅」へと戻された。
- 1931年(昭和6年)4月29日 - 名岐鉄道(後に名古屋鉄道)大曽根線の羽黒駅として開業。
- 1966年(昭和41年)11月3日 - 明治村口駅に改称。
- 1985年(昭和60年)10月9日 - 羽黒駅に戻す。
- 2003年(平成15年)2月頃 - 無人化。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
脚注
- ↑ 小牧市統計年鑑