美波

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テンプレート:ActorActress 美波(みなみ、1986年9月22日 - )は日本女優ファッションモデル。本名はバージュ美波。

東京都出身。ホリプロ所属。父親はフランス人で母親は日本人のハーフ。

来歴

2000年、『バトル・ロワイアル』(深作欣二監督)にて映画デビュー。川田章吾(山本太郎)の恋人役を演じた。

2002年には同じく深作監督が製作に関わったゲーム『クロックタワー3』のヒロイン、アリッサ・ハミルトンのモデルとなった[1]。同年、映画『惨劇館 夢子』(久保山努監督)で初主演を務める。

2003年には資生堂「マジョリカ・マジョルカ」のCMモデルに抜擢。これ以降モデル・舞台・映画と多面的に活動する一方で自主製作映画『eN』(2004年)では監督を務め、かねてから「一度だけ監督もやってみたい」と発言していた[2] 願望をかなえた。このほかファッション雑誌mina』にてモデルと編集者を兼務、写真雑誌『PHaT PHOTO』にてコラム「連彩」を執筆する[3]などの活動を行っている。

2007年夏には蜷川幸雄演出の舞台『エレンディラ』(ガブリエル・ガルシア=マルケス原作)のヒロイン、娼婦・エレンディラ役を演じた。この舞台では共演者である中川晃教とのラブシーンや、晒し者として街中を引き回されるシーンなど、初めてのヌードシーンにも挑戦。それについては公演前の会見で「私も女優として一度は作品で脱ぎたいと思っていた」(6月4日、大阪[4])、「娼婦の役をやるのだから脱ぎます。抵抗はないです。」(7月9日、東京・テレビ朝日[5])と発言している。また会見では、ラブシーンについて、中川と二人きりで「自主練」を行い、リアリティの向上に努めたという発言も飛び出した。

2007年秋には出演映画『逃亡くそたわけ』(本橋圭太監督)、『ROBO☆ROCK』(須賀大観監督)が相次いで公開される。

有閑倶楽部』(日本テレビ)の剣菱悠理役で、“TV LIFE 第17回年間ドラマ大賞2007”の新人賞を受賞。

ローティーン向けファッション雑誌『ラブベリー』のモデルとしても活動していた。

2010年秋公開の出演映画『乱暴と待機』では、妙な行動を繰り返す女・奈々瀬役を演じる。強烈な物語の世界感に関しては、「ジップロックの中に入った気持ちになりました。」と語っている[6]

2014年、文化庁新進芸術家の海外研修のメンバーに選出され、10月より1年間パリへ留学。[7]

出演

映画

テレビドラマ

テレビ番組

ラジオ番組

  • スカパー! 日曜シネマテーク(2013年、TOKYO FM/JFN)- パーソナリティ

舞台

CM

PV

イメージキャラクター

写真集

  • GIRLS (2005年7月、撮影:蜷川実花、INFASパブリケーションズ )ISBN 978-4900785298
  • シャッター&ラブ―10人の女性写真家たち (流行通信別冊) (2006年9月、INFASパブリケーションズ )ISBN 978-4900785458
  • girls' holiday! (2007年5月、撮影:蜷川実花、インデックス・コミュニケーションズ)ISBN 978-4757304499
  • NINAGAWA WOMAN (2008年10月28日、撮影:蜷川実花、講談社)ISBN 978-4062150118

雑誌連載

  • mina - 美波編集長の「mimi flash」(2005年4月5日 - 2005年9月20日)
  • PHaT PHOTO - 「連彩」

演出

映画

  • eN(2004年)

脚注

  1. テンプレート:Cite web
  2. サンケイスポーツ 2003年6月10日 閲覧。
  3. テンプレート:Cite web
  4. サンケイスポーツ 2007年6月5日 閲覧。
  5. サンケイスポーツ 2007年7月10日 閲覧。
  6. 有名人が語る男前の条件「美波」 |インライフ インタビューより
  7. 平成26年度「新進芸術家海外研修制度」申請及び採択状況文化庁ホームページ)

関連項目

外部リンク

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