美作追分駅
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美作追分駅(みまさかおいわけえき)は、岡山県真庭市上河内にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線の駅である。
概要
姫新線佐用以西では唯一、名目上全ての快速列車が通過する駅である。実際には夜間下りの佐用始発新見行き快速、早朝上りの新見始発津山行き快速が1本ずつ停車するが、前者は津山から新見まで普通列車、後者は中国勝山から津山まで普通列車という扱いのため、快速の停車としては扱われていない。
周辺地域は「キリタローの里」をうたっており、そのマスコットである「キリタロー」が当駅にも置かれている。
駅構造
新見方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。壁面にイラストの書かれた駅舎をもつ。かつては2面2線であった形跡があり、ホーム跡も残っている。現在は棒線駅のため、新見方面行きと津山方面行きの双方が同一ホームに発着する。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[1]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 60 |
2000 | 52 |
2001 | 45 |
2002 | 36 |
2003 | 35 |
2004 | 28 |
2005 | 30 |
2006 | 31 |
2007 | 32 |
2008 | 25 |
2009 | 19 |
2010 | 21 |
2011 | 23 |
駅周辺
- 河内郵便局
- 追分池
- 追分ゴルフセンター
- 国道181号
- 中国自動車道 美作追分パーキングエリア
- 岡山県道411号垂水追分線
歴史
- 1923年(大正12年)8月21日 - 作備線(当時)津山 - 美作追分間開業と同時に設置。当初は終着駅であった。
- 1924年(大正13年)5月1日 - 作備線が久世まで延伸、途中駅となる。
- 1929年(昭和4年)4月14日 - 作備西線開業に伴い、作備線が作備東線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1930年(昭和5年)12月11日 - 津山 - 新見間全通に伴い、作備東線が作備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1936年(昭和11年)10月10日 - 作備線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color姫新線
脚注
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 追分駅 - 各地の追分駅の一覧(曖昧さ回避のためのページ)
外部リンク
テンプレート:姫新線- ↑ 出典:岡山県統計年報